アグリジェント

<3日目続き>
次の目的地はアグリジェント。

パラッツォ・アドリアーノからのバスが定刻より20分早い16時10分にパレルモ中央駅に着いたので、16時38分発のアグリジェント行きの列車に余裕で間に合った。

19時ころアグリジェント到着(定刻は18時51分)。

駅からすぐのところにあるホテルに部屋を確保。



<4日目>
バスで神殿の谷へ向かった。

8時50分、神殿の谷の入口に到着し、9時の開門を待つ。

毎春アグリジェントではアーモンドの花祭りというのが開催されており、この年の祭りはすでに終わっていた(開催時期は年により異なるらしい)。しかし、この年の冬の寒波のせいか、アーモンドの花は満開を少し過ぎていたようだが、まだけっこう残っていた。

アグリジェントには1998年春に訪れていて、当たり前と言えば当たり前だが、写真はその時と似たようなものばかりになっている(⇒1998年の旅行記



ディオスクロイ神殿(紀元前5世紀)跡とアーモンドの花。




アーモンドの花を中心にした構図でも撮ってみた。




1998年にも同じ構図で撮ったが、古代の遺跡と現代の街が見られるこの眺めが好きだ。




1998年から大きく変化したのは、右にある大きなブロンズ(?)の像。いつ、どういう理由で造られたのか? この旅行記を作成するにあたって(2022年3月)、ネットで画像検索をしてみたところ、このような大きな像は見られなかった。




ジョーヴェ・オリンピコ(ジュピター)神殿を支えていた人物柱(テラモーネ)の複製。




エルコレ(ヘラクレス)神殿(紀元前520年の建造)。




エルコレ(ヘラクレス)神殿。







アグリジェントのシンボル、コンコルディア神殿(紀元前450~440年の建造)。




下方に花が咲いたアーモンドの木が点々と見える。




コンコルディア神殿。




コンコルディア神殿。




コンコルディア神殿の遠景。




ジュノーネ・ラチニア(ヘラ)神殿(紀元前460~440年の建造)。




ジュノーネ・ラチニア(ヘラ)神殿。




ジュノーネ・ラチニア(ヘラ)神殿から地中海を眺める。







帰路コンコルディア神殿の前を通る。巨大な像がやはり違和感を感じさせる(ネットで画像検索をした結果、この像もその後撤去されたようだ)。



夕食がてらアグリジェントの旧市街を歩いてみた。



1998年にアグリジェントを訪れた際には、遺跡を見ただけで街歩きはしなかったが、旧市街を歩いてみたところ、けっこう趣のある街並みだった。




旧市街の上の方にある大聖堂。