ムーレイ・イドリスとメクネス <6日目> 屋上で朝食。 朝食後、朝食をサーブしてくれた女性に宿泊費などの支払い。フロントやレセプションというものがないので合理的な方法だ。出発の際はキーを部屋のカギ穴にさしていってと言われる。が、まだ出発はしない。 ところで、前の晩、モロッコ旅行はこの日で切り上げ、取り敢えずタンジェまで移動して翌日の船でスペインに戻ることにしたので、モロッコ観光はあと少しだ。
街を一望できる展望所みたいなところがあるので、そこへ向かう。
10時ころグランタクシーでメクネスへ向かい、グランタクシーを降りた場所からメディナへ向かう。大きな荷物は30ℓのバック・パックなので、1~2時間散歩する分にはそれほど大きな負担ではない。
19時25分ころ、タンジェ・ヴィルに到着。巨大な駅が建設中だった。まだ、タクシー乗り場などは使えるようにはなっておらず、ホームから出るとタクシーの客引きが。 明朝のフェリー乗船の便を考えて、昨晩、ネットで港近くにあるメディナのホテルを予約してある。 駅からメディナまでは以前歩いたことがあり、30分くらいで着いたような記憶が。。。2キロらいか? ということで歩き出したが、30分歩いても、メディナまではけっこうありそうな感じ。記憶違いだった。ホテルに入ってから、改めて『歩き方』を見ると3キロとある。 けっこうな速足だったが、40分余りかかってホテルに到着。 チェックイン後、すぐに食事に出たが、モロッコ最後の食事もタジンにした。 レストランでは、客のおこぼれ狙いの猫が2匹。1匹はかなり積極的で、料理が運ばれてくると、前足の一方を僕の座っている椅子の上に載せてくる(写真は撮ってないです)。 人間の食べるものを食べて大丈夫なのか?と思うので、噛み切れない筋の部分をしゃぶって味がなくなった状態であげたが、2匹とも喜んで食べていた。 食事後、旅行代理店で翌日のタンジェ-タリファ(スペイン)間のフェリーチケットを購入。手持ちのディルハムが若干足りなかったのだが、ユーロを混ぜての支払いでOKだった。 |