カッパドキア 7日目。この日の目的地はカッパドキアのギョレメ。カッパドキア方面へのバスは混むことがあるので、チケットは前日、アンカラ到着時に購入しておいた。
アンカラを11時に出たバスは15時過ぎにネヴシェヒルのオトガルに到着。このバスの終点はここで、めざすギョレメへはミニバスで移動。
8日目。 朝食前、カメラを持ってホテルのテラスに出てみた。観光気球を見るためだ。しかし、まったく飛んでいない。ホテルのスタッフによると、キャンセルされたとのこと。今にも雨が降りそうな天気だし、風向きもよくないのかもしれない。実は、次の日も気球は飛ばなかった。そろそろカッパドキアの観光シーズンも終わりに差し掛かっているのかもしれなかった。 さて、この日はまずネヴシェヒルの街へ出かけた。観光の目玉はないといってよいのだが、その変貌ぶりを確認したかったのだ。 初めてカッパドキアへ行ったころは、まだ、ネヴシェヒルが観光の拠点として機能しており、『地球の歩き方』のホテルの記載もギョレメやユルギュップよりも多かったが、その後、奇岩が間近に見られるギョレメの宿泊施設の急増、特に岩を掘ったいわゆる洞窟ホテルの急増などもあって、個人旅行者の多くはネヴシェヒルには滞在しなくなってしまった(大きな団体は街から離れた大きなホテルに滞在しているよう)。 ただ、観光客はネヴシェヒルには見向きもしなくなったが、街自体は発展を続けていたようで、最初の訪問の後、オトガルが2度も移転しており、今では、かなり郊外に位置している。トルコではオトガルの立地から街の規模みたいのがある程度推測でき、前回のカッパドキア訪問時、「こんな何にもないところにオトガルがあるということは、街が相当発展したのだな」と思い、ネヴシェヒルの街の変貌を確認したいと思ったが、時間がなくて見送らざるを得なかった。そこで、今回のカッパドキア行きでは、ネヴシェヒルの街を見るということが目的の一つとなった。(ということで、このブロックは自分用のメモ書きにすぎないので悪しからず)。
ネヴシェヒルの街を歩いたあとは、いくつかある公開されている地下都市の一つの、カイマクルの地下都市へ行くことにした。カイマクルは最初のトルコ旅行で訪問した場所で、懐かしさもある。交通機関はミニバスで、ネヴシェヒルからけっこう頻発していた。最初にトルコ訪問した頃は、ドルムシュを利用して地下都市ほか観光名所めぐりをできないことはなかったが、運行本数が非常に少なく、まったく不便だったのとは大違いだ。ミニバスの頻発は、この辺の経済発展や人口増加とそれに伴う人々の移動の増加が背景にあるのは間違いない。
9日目。 この日は、午後の飛行機でイスタンブールに飛ぶことになっている。 午前中は観光にあてることができるので、ワンパターンだがギョレメ屋外博物館に行くことにした。
15時すぎの飛行機でネヴシェヒル空港を出発し、16時半ころイスタンブール・アタチュルク空港に到着。 イスタンブールカード(日本のスイカのようなカード-実はこうしたシステムはイスタンブールの方が整備が早かった-カードではなくアクビルというものだが)に20リラチャージして、メトロ、トラムと乗り継いでイスタンブール市内に出て、旧市街からガラタ橋を渡って少し行ったところのトプハネというところで降りた。 今回は、いつもとは少し違う場所に泊ろうというわけである。
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