インレー湖(2)

<10日目続き>
この日最初の目的地はインレー湖南端に位置するタントー。インレー湖周辺の5箇所では5日ごとに市が開催されており、ある日がAで開催されたら、次の日はBで、その次の日はCで、という感じて開催され、5日で一回りする。この日はタントーで開催されるので、外国人観光客のツアーボートは皆ここを目指す。ということで、他の外国人観光客が沢山やって来る前に市の雰囲気を味わうのであれば、ニャウンシュエを早目に出発した方がよい(そういう意図でボートのドライバーは出発時刻を少し早目に設定してくれたのか?)。



タントーに到着。遠くに見える寺院に向かって店が続いている。




市から見える田園風景。




市の入口は薪を売るエリア。







こういうアーケードが続いている。




アーケードの続く先には寺院がある。




民族衣装を着た人がけっこう見られる。




かなりひどい雨が降ってきた。




何かわからないが、野菜のかき揚げものみたいのを売っていて、これだったら火を通したばかりだし、衛生的に問題ないだろうということで食べてみることにした。写真は購入後に撮らせてもたっらもの。




皿に出ているものではなく、揚げたてのものを売ってくれた。サクサクして美味しかった。




観光客向けの商品を扱う店も多いが、もともとは地元の人たちの生活のための市で、色々な雑貨も売られている。







市の奥の寺院。













買い物を終えて帰る人たち。このような小船が地元の人の移動の足だ。







タントーの寺院がかなり大きなものであることがわかる場所から1枚。



タントーの後は湖畔のインポーコン村にある織物工房兼直売所に行った。

ここの工房は、蓮の茎から出る極めて細い繊維を使った織物を作っていることで有名。蓮糸作りはとても手間がかかる作業で(繊維を手作業でつないでいくので)、それを使って製作した布はとても高い。



白い糸はたぶん蓮のからとった繊維を紡いて作った糸。