マンダレー近郊(1)

<8日目(1月14日)>
8時半、観光スタート。



マハムニ・パヤー。土産物屋(?)、仏具などを売る店(?)が並ぶアーケード街を通って行く。




本尊のマハムニ仏。信者がどんどん金箔をはるので像の表面はぼこぼこ。




仏像のそばは女人禁制。このようなテレビモニターがあるのは女性のためか?




マハムニ・パヤー。何かは不明だが行事が行われていた。







曜日ごとの仏像。自分の生まれた曜日の仏像に水をかけて平安などを祈るらしい。ミャンマーでは曜日が8つある(水曜が午前と午後の2つに分かれている)ということだけれど、写真の水曜日は1つしかないのは何故?




マハニム・パヤー参道のアーケード街をタクシーが駐車している場所にもどる。



マハムニ・パヤーの後は、一路アマラプラへ。目的地はマハーガンダーヨン僧院。ここでは1500人の僧侶が修行生活をおくっており、10時15分から大きなホールで僧侶が一斉に食事をするのだが、その見学が可能で(僧院側は歓迎しているとのこと)、このあたりの観光資源となっている。僧院側がなぜ観光の対象になることを歓迎しているのかは、想像するに、旅行会社からの寄付が期待できるからというような気がする。ミャンマーでは寺院に様々な寄付を行っている企業が多いようだが、それは旅行会社も同じと思われる。僧院での食事の様子を観光客に公開すると、旅行会社がそれにより観光客を自社のツアーに参加させるための材料にすることができる。そして、そうして得た利益の一部が寄付という形で、僧院に還元されるという仕組みなのではないだろうか?(ただの想像ですが)

アマラプラに着いたのが少し早く、僧院の食事まではまだだいぶ時間があったので、近くの寺院によった(名前は?)。仏像だらけだった。





















食事の準備をする少年僧。




食堂に向かう小僧さんたち。




食堂に向かう少年僧たち。僕の立っている側には西洋人観光客がズラーっと並んでいた。僧たちの向こうに子供たちが立っているが(地元の幼稚園児・小学生が見学に来ていたと思われる)、皆履物を脱いで僧に対する尊敬の念を示していた(引率の先生と思われる大人に促されてそういう行動をとっていた)。一応、僕も仏教の国から来ているということで、子供たちにならって裸足になって僧たちを迎えた。










食事をとる僧たち。写真を撮ることはまったく問題なしとされており、西洋人観光客たちはかなり積極的に撮っていた。僕はなんとなく悪いなあという感覚があり、控えめに撮らせてもらったが。




エーヤワディー川越しにザガインヒルを望む。




エーヤワディー川にかかる鉄橋。




ザガインヒル。丘全体に150以上の仏塔と僧院が点在している。例によって主要な仏塔は屋根付の参道によって結ばれている。




さっき見た鉄橋。よく見ると、奥にもう一本鉄橋があるのがわかる(インワ鉄橋)。奥の鉄橋の方が古く歴史的に貴重らしいのだけれど(1934年イギリスによって建造→第2次大戦中、侵攻してきた日本軍に利用されぬようイギリス軍が破壊→1954年再建)、タクシーの運転手は手前の新しい鉄橋の入口付近で車を停めて見物するよう勧めてきた。







寺院間は屋根付きの参道で結ばれている。




ひときわ目立つ金色の仏塔はカウムンドー・パヤー(1636年インワが王都としての基盤を固めたことを記念して建造)だと思う。




遠くにかすかに見える街はマンダレーか?




ザガインヒルの寺院にて。同じ注意書きの看板(イタリア語ツアーガイドによる寄付)があちこちの寺院に置かれている。「スパゲッティブラウス」という言い方は一般的な言い方(?)




ザガインヒルの犬。これまで、猫の写真を中心に載せてきたが、ミャンマーでは圧倒的に犬の数の方が多い。写真のようにけっこう大きめの犬が寺院の参道のあちこちにいる。犬が苦手だとけっこう怖いかもしれないが、とてもおとなしく、参拝客が来ると脇によけて道を開けてくれるというよく出来た犬もけっこう多かった。