<目次>
 1.リスボン再訪(1)(このページ)
 2.リスボン再訪(2)
 3.ポルト
 4.ポルトの路面電車、FCポルトの試合観戦、そしてちょこっとロンドン
 

  リスボン再訪(1)

2012年2月、成田-ロンドン-リスボンと飛行機を乗り継ぎ、リスボン中心部にあるホテルに入ったのは、現地時間の午後11時頃(日本時間の8時頃)だっただろうか。東京の自宅を出てからすでに24時間以上たっていた。 

けっこう急に思い立って感じでポルトガル行きだった。目的は観光というよりもサッカー。2006年のシーズンにコンサドーレに在籍して、我々サポーターの強烈なインパクトを残したフッキを見るためだった。

<1日目>
メモが全然詳しくないので、何時にリスボンに到着したのかはわからないのだが、タクシーでリスボン中心部にあるホテルに移動した。

この頃、急速に円高・ユーロ安が進行しており、シーズンオフでもあってかなり割安に泊れたため、そこそこ高級なホテルを予約していた。



よくベッドサイドにチョコレートがおかれていることがあるが、さすがポルトガル、エッグタルトが置かれていた。就寝直前に食べるべきものではないかもしれないが、移動途中最後に食べた食事からはけっこう時間が経過していたのでありがたくいただいた。




<2日目>
例によってあまり詳細な計画は立てていなかったが、2010年、長年かけて実現したユーラシア大陸の陸路での横断達成の終着点となったロカ岬を再訪して、その時は時間切れで見られなかった発見のモニュメントとかベレンの塔とかジェロニモス修道院とかテージョ川沿いの見どころを回り、例によって路面電車の写真でも撮って、、、などと考えていた。

まず、リスボン・カードという地下鉄、バス、市電、ケーブルカー、エレベーター、ポルトガル鉄道のシントラ線、カスカイス線が乗り放題となるチケットを購入。

地下鉄でカイス・ド・ソレ駅まで移動してポルトガル鉄道でカスカイスまで移動。


カイス・ド・ソドレ駅(だと思う)。



カスカイスからバスでロカ岬へ。


ロカ岬。前回訪れたのは8月で多くの観光客で賑わっていたが、この日はこんな感じ。




ポルトガルの詩人カモンイスが詠んだ詩の一節「ここに地果て、海が始まる」という言葉が刻まれた石碑。シーズン中だと記念撮影をする観光客が多くてなかなかこんな風には撮れない。




何という花だろうか。まだ、風は冷たかったが春の訪れを感じさせてくれた。




ロカ岬の観光案内所。



ロカ岬からバスでカスカイス駅に戻り、ポルトガル鉄道でベレン駅まで移動。

移動途中、カスカイス駅近くで買った豚肉サンドがとてもおいしかった。



ベレンの塔。マヌエル1世の命により16世紀初頭の建設されたもの。もとはテージョ川を通る船の監視及び河口を守るためのものだったが、後には税関や灯台としても使われた。







塔の上から。




塔のバルコニーからテージョ川を望む。




要塞としての機能があったことを示す大砲(何台か並べられていた)。




ベレンの塔からテージョ川沿いに歩き発見のモニュメントへ。大航海時代を築いた人たちの一人と評価されているエンリケ航海王子の500回忌を記念して1960年に建造されたもの。




先頭に立っているのはエンリケ航海王子。