リスボン再訪(2)

<2日目続き>
発見のモニュメントの後はジェロニモス修道院へ向かった。

ジェロニモス修道院はエンリケ航海王子とヴァスコ・ダ・ガマの偉業をたたえ、さらなる航海の安全を祈願して16世紀初頭にマヌエル1世が着工し、1世紀をかけて完成した。ポルトガルの黄金期を象徴する建物と言われている。



ジェロニモス修道院西門。




回廊。




中庭。




サンタ・マリア教会。ちょっと高いところから撮った写真。画像を見て「どこから撮ったものだろう?」と思ったが、『歩き方』をみて聖歌隊席から撮ったものであることが判明。




中庭。写真は撮った時間順に並べているのだけれど、何かあっちに行ったりこっちに行ったりしていたみたい。




サンタ・マリア教会。今度は下に降りて。ステンドグラスとか内陣(奥の方)とか見どころ満載だったようだが、気が乗らなかったのか、写真はあまり撮っていない。



ベレンの塔、発見のモニュメント、ジェロニモス修道院と、観光気分があまり盛り上がらず、かなり見落とした模様。あまり興味をかきたてられなかったのか、それとも、この後予定していた路面電車の撮影に気持ちが向かっていたのか?

ところが、この後の路面電車撮影は無しになってしまう。

ジェロニモス修道院を出た後、路面電車でリスボン中心部に向かったのだが、途中で運行が打ち切られてしまったのだ。

電車を降りて徒歩でリスボン中心部へ向かったが、中心部では交通規制がかけられていた。



路面電車の車庫。電車の運行が打ち切られた後に撮ったものか?




交通規制の理由はこれ(デモ)だった。労働組合のデモのようだが、デモのためにこうして道路を開放しているのだ。しかし、別に「なんてこった」というような感情はいだかなかった。デモも民主主義を実現するための一手段と考えるから(もちろんレイシズムに基づくようなものはダメだが)。







サン・ジョルジェ城から(だと思う)。テージョ川に面した広場(コメルシオ広場)に群衆が見えるがデモ参加者たち。ところで、ここには交通機関(バス)を利用して行ったのか歩いて行ったのか定かではない(デモ行進が終わって公共の交通機関が動き出していたようにも思うが)。旅先で書くメモは主にどこでお金を使ったのかを記すためのものなので、リスボンカードという1日券を利用したこの日はメモがほとんどないのだ。




アウグスタ通り。この夜はこの近所のレストランで焼き鰯を食べた。ドリンクはヴィーニョ・ヴェルデ(グラスで)。アルコールにはかなり弱い自分だが、ヴィーニョ・ヴェルデはアルコール度数が低目で何とかなるレベル。自分の参考のため、この日の夜撮った写真のデータも書いておくことにする。シャッタースピード1/8秒、F/3.5。安いカメラなので性能も考慮してISOがあまり大きくならない設定で撮ったが、この日の夜のISOは400だった。




アウグスタ通り。勝利のアーチ越しにコメルシオ広場を望む。ちなみにシャッタースピード1/5秒、F/5.2。




ロシオ広場(だと思う)。シャッタースピード1/15秒、F/3.5。建物の白さのお蔭で、けっこうシャッタースピードが確保されるのだなあ。




ロシオ広場(だと思う)。ちなみにシャッタースピード1/4秒、F/3.5。手持ちで頑張ってみたが、完全に限界を超えてしまった。




ロシオ駅(駅には見えないけれど)。シャッタースピード1/8秒、F/3.9。