タイズ~ジブラ

<6日目>
朝8時半、ホテルをチェックアウト。昨晩は雨音が聞こえたが、幸い雨は降っていない。イエメンに来て、まだ、本格的な雨には打たれていないが、8月のイエメンの山岳部は雨期だったことを、昨夜の雨音で思い出した。しかし、その後も、雨が降るのは決まって夜で、結局、観光中に雨に濡れることはなかった。

この日の最初の目的地はジブラ。前回のイエメン訪問時には行かなかった街だ。ガイドブックによると、11~12世紀のころの面影を残す街らしい。



タイズからジブラへ向う道からの眺め。例によって、この日も景色の良い場所で写真タイム。
















街の入口あたりにあった駐車場で車を降りて、ジブラの街へ入って行った。街は斜面に広がっている。







サッカー場。小さいながら、ちゃんとスタンドがある。



ジブラの街に入ったとたん、少年のガイドにつかまった。ガイド料は200リヤル。1ドル強というところだ。案内人がいるとアルワ女王のモスク(グレート・モスク)という有名らしいモスクのなかに入れるかもしれないので、彼についていくことにする。









アルワ女王のモスク(記憶不確か)。ところで、モスクの手前で、彼(ガイド役の少年)の神学の先生が登場。20歳くらいにしか見えない。神学校の運営費を寄付してくれと言い出す。「後で」と言って、モスクの中庭に入ると、今度はモスクの管理をしているイマームのおじさん登場。少年は「彼にもお金を」という。胡散臭さ満点だ(笑)。モスクの敷地内に足を踏み入れてしまったので200リヤル渡す。




モスクの中庭にいる人が写るのを避けた結果、このような構図になったのだったか?



ジブラの街は狭く、ガイド君の案内はあっという間に終了。小額紙幣が底をついていたので、少年ガイドとその先生という人物には、適当に分けなさいと言って500リヤル紙幣を渡した。しかし、その「先生」、とても不本意な顔をしていた。イエメンにも、こんな胡散臭い連中が出てきているのだなあ、と少なからずがっかりしながら、街をもう一回りして、ドライバー氏の待つ街の入り口の駐車場に戻った。















もちろん撮ってくれと頼まれた写真。




子供の後ろ姿が可愛い。




ヤギ。




街を見渡すことができる場所に出た。




モスクのミナレットの模様が美しい。




街を出る前に振返ってみた。