ロドス島へ

 8月20日.
8時半すぎホテルをチェックアウトし、9時すぎにオトガル(バスターミナル)に到着。昨日確認した10時半のマルマリス行きのバスのチケットを入手した。前日買っておけばいいものをと思われるだろうが、もし満席でマルマリス到着が夜になり、その結果、ロドス行きの船のチケットが買えなかったら、今回はアテネとは縁がなかったのだと、あきらめるつもりだった。

定刻通りの10時半に出発したバスは16時50分ころマルマリスに到着した。この街のオトガルも街の中心部からやや離れている。セルヴィスとよばれる送迎サービス車で街の中心部に着くと、そこはかつてやって来たことがあるマルマリスとは、まったく違う街だった。

ホテルを確保する前に、まず明日のロドス行きのチケットの確保である。海岸通り沿いに旅行会社があるのではと、適当に歩き出すと一軒の旅行会社があった。

「明日ロドスに行きたいのですが」
「パスポートを見せてください」一人でオフィスを切り盛りしている中年の女性がそう答えた。とりあえずこれで明日のロドス行きは決定である。料金は片道で港の税込みで6200万トルコリラだった(1ドル=約150万リラ)。

さて、次はホテル探しである。ガイドブックもろくに見ず、街の中心部をぐるぐる歩き回ったがなかなかみつからない。フェリーの発着所に近めのところがいいと思ったが、結局、ちょっと遠そうな中級ホテルに落ち着いた。

6時半過ぎ、フェリーの発着所までどれくらいあるのだろうと思い歩いて行ってみることにした。15分くらいの距離ならば明朝は歩いて行こうと思う。

しかし、海沿いのショートカットの道は「セキュリティの問題」だとかで通行止めであった。どうやら、山沿いの大回りで行くしかないらしい。それならタクシーだ。

マルマリスは一大リゾート地化しており、マリーナの近くに一大レストラン街があった(夏場だけの営業なのだろうが)。そのなかの、やたらと愛想のよい中国人のおじさんが経営する中華料理レストランに入った。トルコにもやはり中華料理レストランは多いのだが、こんなところにまであるとは驚きだった。味はなかなであったが、料金もなかなかだった。

店には大画面テレビが置かれており、アテネ五輪の生中継が見られた。これから行くであろうアテネを思いながら眺めていたが、競泳女子800mで日本の柴田選手が1位になった。



マルマリスのレストラン。19時半でこの明るさ。夏のバカンス客にとってはまだ早い時間帯なのか席はガラガラ。




この日マルマリスで山火事があった。ヘリコプターが海水を汲んでまいていたが、翌朝には沈下鎮火していた。




8月21日。
7時55分ころチェックアウト。ホテルの玄関を出るとフェリーのセルビスがもう来ていた。実は前日の夕食後、フェリーのチケットを購入した旅行会社に寄って問い合わせると、セルビスがあるとのことだったので、お願いしておいたのだ。

車は何箇所かのホテルに寄りながら走り、8時15分ころ港に到着。港はマルマリスからの1日ツアー(であろう)の客で混雑していた。

船は定刻より30分遅れて9時30分出航し10時半にロドス到着。さすがハイドロフォイルだ、速い。一刻も早く下船し旅行会社を訪ねてアテネ情報を得たいが、あいにく下船口には長~い列。しかし、予想外の扉が開かれ、運良く一番に下船できた。



ロドス行きの船の客室。




ロドス港。写っている船がマルマリスから乗ってきた船。



12年ぶりのロドスである。旧市街は昔と同じで(店などは随分変わっているのだろうが)記憶のままだったが、観光客の多さと街の賑わいはシーズンオフに来た以前とは随分違った。

旅行会社はすぐにみつかった。そして、運良く非常に親切な、よいスタッフがいた。

取り敢えずアテネまでの足があればアテネ行きを決行するつもりだったが、やはりギリシャからトルコに戻る足が気になった(帰りの航空券はイスタンブール発のものである)。最悪の場合アテネからフェリーでトルコ近くの島に渡り、そこからトルコに渡り、さらにイスタンブールに移動という方法もとれるが体力的にきつい。アテネからイスタンブールへ飛べればベストなのだが。

アテネ行きの飛行機は満席。夜行フェリーは若干空きがあるとのこと。そして、3日後のアテネからイスタンブールの飛行機にも空きがあるとのこと、それもディスカウントチケットが。ついている。

残る問題はアテネのホテルだが、その手配はできないとのこと。しかし、そのスタッフは「いくつかは見つかるでしょう」という楽観的な話をしてくれた。なんでも「オリンピックが始まってすぐは、ぜんぜんホテルがなかった」そうだが。

何となく部屋は確保できそうな雰囲気だが、かなり高くなることを覚悟しなければならないと思った。しかし、幸い日本とイスタンブールの往復は特典航空券なので旅費全体は抑えられている。アテネのホテルで少々出費がかさんでも許容できる。

ということでアテネ行きを決定。船は17時発で随分と時間がある。港に戻って荷物の一時預かりにバックパックを預け街歩きに出た。



旧市街の門の一つ。










考古学博物館。1440年から1489年にかけて聖ヨハネ騎士団によって建てられた病院だった建物。




考古学博物館。




考古学博物館。




聖ヨハネ騎士団長(グランドマスター)の宮殿。




聖ヨハネ騎士団長(グランドマスター)の宮殿。




聖ヨハネ騎士団長(グランドマスター)の宮殿。




聖ヨハネ騎士団長(グランドマスター)の宮殿。




イポトン通り(騎士団通り)




イポトン通り(騎士団通り)




旧市街を適当に歩き時間つぶし。




アテネ行きのフェリーか?