チュニジアからイタリア・シチリア島へ

<6日目>
8時過ぎ、ホテルをチェックアウトして、バスでチュニスに戻った(8時半出発、10時半到着)。

チュニス市内には出ず、ビゼルトという港町へ向かった。

ビゼルトに何か見たいものがあったわけではなく、町の北5㎞くらいのコルニッシュというところで、珍しくリゾート気分を味わおうと思った。

11時45分にチュニスを出たバス(ルアージュかも)は12時ごろ、ビゼルトに到着。

まず、乗り合いタクシーでコルニッシュに移動して、レストランが評判らしいプティ・ムースという名のホテルに部屋を確保した。

ホテルで少し休憩した後、乗り合いタクシーでビゼルト市内に移動。

ビゼルトの見どころということになっているオールド・ポート界隈を観光。



ビゼルトのオールド・ポート。ビゼルトはフェニキア時代からの古い港町で、『地球の歩き方』には、「『チュニジアのヴェネチア』の異名を持つチュニジア第4の都市」とある。”チュニジアのヴェネチア”というのはちょっと評価しすぎのような気もするが、そこそこの観光地としての評価は得ているらしい。




ビゼルトの旧市街。ほとんど写真を撮っておらず、数少ない写真の一枚が猫写真。チュニス近郊のシディ・ブ・サイドとは異なり、奇麗に整備されていない生活臭の漂う街だったように思う。




オールド・ポートだと思う。たぶん、右側に写っているミナレットはグランドモスクのそれだと思う。




コルニッシュのホテルの敷地から海を眺める。




<7日目>
8時半、ホテルをチェックアウト。

乗り合いタクシーでビゼルト市内に移動し、さらにルアージュでチュニスまで移動(9時頃出発、10時15分ころ到着)。

ホテルを確保したあと、バルドー博物館へ行き、その後、スークを散策(なぜか写真を全然撮っていないが、バルドーは3回目、チュニスのスークも3回目ということで、撮らなかったのだと思う)。



チュニス市内。何ということのない写真ですが、この日チュニスでは、このあたりで2枚撮っただけ。




<8日目>
8時過ぎ、ホテルをチェックアウト。

バスターミナルから空港行きのバスに乗車。

バスの中で、日本語を学んでいるという学生に話しかけられる。干支まで知っていたのには驚いた。

パレルモ行きの便は11時50分ころ出発(定刻は11時半)。

13時40分、パレルモ到着(定刻は13時30分)。

入国手続きはあっさり済み、14時発の市内行きバスを捕まえることができた。

14時40分、パレルモ中央駅到着。

駅近くのバス乗り場から15時発のエンナ方面行きのバスに乗車(エンナの中心部まではいかず、途中で乗り換えだった)。

たぶん、17時前にエンナの中心部に到着。

エンナはシチリア島の中央部、900m超の山の上に形成された町だが、ここに行ったのは、次の目的地に近いという理由からだった。

で、次に行こうと思っていたのはカルタジローネという陶器の町とピアッツァアルメリーナという町の近くにあるローマ時代の貴族の別荘(モザイクで有名)。



エンナへ向かうバスの車窓。




エンナのホテル。




ホテルの部屋から街を見おろす。




エンナの街。ロンバルディア城に向かう際に撮ったものか?




フランシスコ・クリスピ広場の展望所みたいな場所かロンバルディア城から撮ったものだと思う。写真が不鮮明だが、山の上に形成されている街はカラシベッタ。エンナから望むカラシベッタは有名な見どころらしい。長いレンズがあったら、もう少しカラシベッタの街の様子がわかる写真が撮れたのだが。。。




ロンバルディア城の先にあるデメテルの岩(ギリシャ神話の女神デメテルの祭壇跡とされる)。




ロンバルディア城からエンナの中心部方面を望む。逆光かつ曇り空で今一つ(ということで翌朝再度訪れることに)。ちなみにロンバルディア城は被写体としてはあまり魅力がなかったと見え、一枚も撮っていない。もちろん、例によってフィルム節約モードだったというのもあると思う。