プーノ~アレキパ

<8日目(8月23日)>
空港へのピックアップの車が来る約束の時刻は9時。しかし、前日のように早く来すぎるということもありうるので、8時半にチェックアウトしてホテルのロビーで待った。結局、ピックアップに来たのは10分遅れの9時10分。十分許容できる範囲。

車はワゴン車で、プーノ市内のあちこちを回って客をピックアップしていった。すぐに出てこない客もいて、9時50分、ようやくプーノ市内を脱出。

フリアカ空港までは45分くらいということだったが、1時間かかって10時50分頃に到着。飛行機の出発時刻は11時45分だから、まだ、余裕がある。

空港で日本人の親子3人連れの方と知り合った。この人たちはリマ行きの便への搭乗だったので、すぐに別れたが、住所を交換し、その後、何年か手紙のやり取りをした。あちこち旅をしている人で、2005年の夏にはイースター島から絵葉書をいただいたりもした。旅先で知り合った方とこうして交流を続けるのは、なかなか楽しいことである。

11時45分、定刻通り出発した飛行機は、12時15分、定刻通りアレキパ到着。空港の宿泊案内所でホテルを予約して、そこが用意した車で市内のホテルへ行った。

12時半に空港を出て、13時ころホテル到着。古い家を改装した趣のある小奇麗はホテルだった(空港の案内所で写真を見て決めたのだったか?)。バス・トイレ付きで1泊20ドル。

アレキパへやってきた最大の目的はコルカ峡谷ツアーに参加して、コンドルを見ることだ。チェックイン後すぐに、ホテルのレセプションでお勧めの旅行会社を尋ねてから外出した。

コルカ峡谷ツアーには日帰りのものもあるらしいが、日帰りだとコンドルの活動が活発な午前中に峡谷に到着できないというので、1泊2日のものを選択。料金は21ドルだった。

ツアーに申し込んだあと、アレキパの中心アルマス広場近くのレストランで昼食。あまり地元の名物料理には興味がないのだが、「たまには」と思い、ピカンテ・デ・カマロネスという小エビのチリソースのようなものを食べた。標高が2000m以上あるアレキパでなんで小エビを使った料理が有名なのか? と思ったが、川エビを使った料理とのこと。それなりに期待はしたが、ハズレであった。食べた店がわるかったのか?



アレキパの街並み。ペルー第2の都市のアレキパには、ご覧のようにあまり高層の建物はない。ここは街の中心アルマス広場から少し離れたところなので、とくにそうなのだが、地震が多いため高層の建築物が少ないらしい(街の中心部の写真は何故か撮っていない)。




アレキパ市内最大の見所、サンタ・カタリナ修道院。1579年に建てられ1970年まで修道生活が営まれていたところである。非常に規模の大きい修道院で、小さな街といった感じ。




あちこちに花が植えられていたり、プランターが置かれてたりしていた。







建物内の装飾が綺麗。
















アレキパの街からは、ミスティ山(6096m)やチャチャニ山(6075m)という二つの名峰を望むことができ、この修道院からも見ることができた(片方だけだったかも)。中央に綺麗な山が見えており、修道院と一緒に撮影したのだが、コントラストが強すぎて山の方がとんでしまった。




山が見えるように修正してみた。




ホテルの部屋。