クスコ~プーノ、チチカカ湖

<7日目(8月21日)>
7時、ホテルにピックアップの車が来た。7時15分頃、ワンチャック駅に到着。

列車の発車時刻は8時ということだったが、約1時間遅れて出発。プーノ駅前の治安は悪いというので、あまり遅くならないで欲しいのだが。

列車の料金は昼食付きで35ドル。車内は向かい合わせの4人がけシートが並んでおり、座席の間にテーブルがある。車内で日本人男性と同席になった。彼は駅の窓口でチケットを購入したのだが、なぜか食事付きのチケットではなかったとのこと。料金は同じなので必ずしも旅行社を通すと割高というわけでもないらしい(記憶が曖昧ですが)。



乗車した車両は最後尾の車両で連結部分に相当する場所のドアが全開の状態だった。ということで1枚。




クスコ~プーノ間の最高地点、ララヤ(4300m強)。記念に1枚ということで車外に出たが、すぐに汽笛を鳴らして出発の大勢をとったので、あわてて車内にもどった。




ララヤで停車したのは列車の行き違いのため。




クスコ-プーノ間の車窓の景色。鉄道と並行して道路がある。こういう景色がずっと続いていたような。。。(記憶が曖昧) のどかな汽車旅という感じだが、揺れが半端ではなく、乗り心地は悪かった。




プーノ駅構内か?(到着直前に撮ったものと思われます)。


19時前、プーノ到着。結局、日が暮れてからの到着となった。

駅には客引きがたくさんやって来ていたが、僕は駅から近い中級ホテルにチェックイン。車内で知り合った日本人氏は客引きのおばさんに安宿を紹介してもらった。

チチカカ湖にはアシを積み重ねただけの浮島が数十もあり、これらをウロス島といい、このウロス島観光はチチカカ湖観光のハイライトとなっている。ついでなので、このウロス島ツアーも、客引きのおばさんの会社に頼むことにした。



<8日目(8月22日)>
9時半、約束の時刻になっても、ウロス島ツアーのピックアップ・サービス車が来ない。

そのうち、日本人氏も彼のホテルに車が来ないので、僕のホテルへやってきた。

10時近くなってもピックアップに来ないので、輪タクでチチカカ湖畔へ向かったが、幸い、昨日買ったチケットで、ウロス観光のボートに乗ることができた。



ウロス島へ渡る船からの眺め(ガラス越し)。




上陸した島。観光客に公開するため用の島らしく、土産物売りのおばさんたちが、民芸品を地面(?)にひろげていた。浮島なので、島の上で飛び跳ねると、着地した際、そこが少し沈む。何ともいえない感覚だ。島では有料でアシ船にも乗ることが出来る。




アシ船に乗ってみた。




奥の方にやぐらのようなものがあるが、観光客の展望用だったと思う。




こんな小さな島もある。展望用のやぐらから撮ったものだと思う。




展望やぐらから撮ったもの(のはず)。小さくて見にくいが、右側に見える鳥の頭のようなものをつけたものがアシ船。


13時半ころ、ウロス島ツアーを終えて港に戻った。

ピックアップに来なかったことを抗議しようと、旅行社へ向かおうとすると、その旅行社の女性に声をかけられた。話を聞くと、朝は約束よりも20分も早い9時10分にピックアップに行ったとのこと。にわかには信じがたいが、我々がツアーから帰ってくるのを待っていたとのことで、朝の失敗を反省している風もあるので、「金を返せ」とか強く出るのはやめにした。

また、どうしようか迷ったが、この旅行社に、翌日のフリアカ空港(プーノには空港がなく、最寄の空港はプーノから車で約45分のフリアカ空港となる)までのミニバスのチケットもお願いした。信用できるかできないか一種のかけである。かなり反省している風なので、信頼してあげたかった。が、もし約束の時刻にピックアップサービスが来なかったら、空港までタクシーを飛ばす覚悟だけはしておく。



プーノの高台からチチカカ湖を望む。プーノの標高は3800mを超えるので、高山病の症状は出ていないとはいえ、やはり高台への登りはややきつかった。なお、ご覧の通り、プーノの街のすぐ前に広大なチチカカ湖が広がって見えるわけではない(プーノのところは入江のようになっている)。



ところで、上の写真のところで「高山病の症状は出ていない」と書いたが、息苦しさ、頭痛などの症状はなかったが、前日から腹がゆるくて仕方がなかった。後から調べてわかったことだが、高地では腸にガスがたまりやすくなり、消化不良、下痢などになりやすいとか。そういえば、1991年、パキスタンからフンジェラーブ峠を超えて中国へ行った際も腹がゆるくなったし、2005年、ボリビアのウユニ塩湖に行った際も、ウユニを出た後、軽い下痢になった。