アンティグア周辺の村

アンティグアには3泊4日の滞在で、4日目の朝、グアテマラシティからティカル観光の最寄りの街フローレスに飛ぶことになっている。

さて、ティカルへ向けて出発するまでの中2日をどうするか。候補は2つ。1つはキリグア、コパン(こちらはホンジュラス)両遺跡をめぐる1泊2日ツアー、もう1つはアンティグアから日帰りで、先住民(インディヘナ)の村に出かける。迷った挙句、チチカステナンゴという村で週2回開かれる市にひかれて、遺跡めぐりツアーはまたの機会に譲ることにした。



<8日目(3月9日)>
まだひんやりとしたアンティグアの空気に震えながら、昨日予約したシャトルバスを朝7時から待った。このシャトルバスとは旅行会社が出しているもので、ローカルバスよりは当然高いのだが(片道10ドル、ローカルバスの料金は不明)、スピーディーに目的地に着ける大変便利な乗り物だ。

7時15分、バスは、約束の時間より15分遅れて僕の泊っているホテルまで僕を拾いにやってきた。

10時10分ころ、チチカステナンゴ到着。すぐに市場に向かった。



チチカステナンゴの街。




こんな感じでテントが張られて店が開かれる。女性は民族衣装、男性はジーンズにシャツ。




観光客向けのお土産屋が多い。







繁華な場所の端っこのあたりか?




外国人観光客に人気の布屋。土地土地でデザインに特徴があるということだ。




これは建物のなかにある野菜市場。市の開催日以外にも営業しているのかどうかはわからない。













サント・トマス教会。何やら火がたかれて煙っていたのだと思う。













帰りのシャトルバスを待ちます。向こうに見えるのはローカルバス。




<10日目(3月10日)>
この日は、シャトルバスを利用してアティトラン湖のほとりの街パナハッチェルへ行ったが、出発前に朝のアンティグアを散歩した。



今日も山はうっすらと見える程度。






















8時15分ころ、シャトルバスに乗車。

10時20分ころ、パナハッチェルに到着したが、残念ながら最大に見所である湖を取り囲む山々が見られなかった。



アティトラン湖。かろうじて山のすそ野が見える。



山が見えてこそのアティトラン湖ではある。対岸には有名なインディヘナの村があるが、残念ながらやや時間が足りない。そこで、乗り合いトラックを利用して、パナハッチェルから南東4kmのところにあるサンタカタリーナ・パロポという村へ行ってみた。しかし、青と紫を基調とした民族衣装(ウイピル)くらいしか見所がなかったような記憶(写真もこのページに載せた2枚しか撮らなかった)。



サンタカタリーナ・パロポで出会った少女たち。観光客慣れしていて、写真を撮らせてお小遣いを稼いでいる感じ。ところで、観光客からもらうチップが彼女たちの小遣いにはならず家計の足しになっているのか? 裏に悪い大人がいて、稼いだお金を巻き上げていなければよいがと、今になって思う。



16時15分、パナハッチェルを出発し、18時30分、アンティグア到着。