<目次>
1 エッサウィラ(このページ)
2 マラケシュ
3 マラケシュ~ワルザザート~メルズーガ
4 フェズ
5 メクネス~ティトゥアン



 エッサウィラ

99年春の旅である。

3月2日夕方、カサブランカ到着。モロッコ行きの飛行機の多くはカサブランカ行きなので、ここを入国ポイントにしたが、翌朝すぐに離れるつもりで来た。まずマラケシュへと考えていたが、何となく大西洋が見たいと思い、エッサウィラ行きを選択。
CTMのターミナルへ行ってバスの時刻を確認すると、出発が5時半と早く二の足を踏むが、結局、チケットを購入。

夕食を食べるところを探して街を歩いていると、『歩き方』に書いてあった(と思う)”柔道スリ”とかいうのに遭遇。「ジャパニーズ?」と話しかけながら近づいてきて、いきなり「ジュードー、ジュードー」と言いながら、ふざけているようにみせかけて笑いながら、肩を組むようにして手を回してくる(柔道というより相撲という感じ)。そして、その手は僕のジャンパーのポケットの中へ。(残念でした、そんなところに財布はないよ。)僕はジーンズの前のポケットに財布を入れ、かつ、寒いふりをして(実際夜になってちょっと寒かった)、両手をポケットにいれていたので、奴も獲物がないことを理解して、離れていった。まったく油断もすきもない国だ、モロッコは。

3月3日、朝5時前にホテルをチェックアウト。バスは10分遅れの5時40分出発、順調に走って12時半すぎにはエッサウィラに到着した。



フランス人建築家によって設計されたという白い街並み。



海の門(だと思う)。向こうに見えるのは旧市街。



「海の門」をくぐると’青空’魚料理屋がある(屋根のある高級店もある)。陳列されている魚を選んで調理してもらう。(何年かあとに再訪したときはこの青空魚料理屋はなくなっていた。)










この街でしか見られないらしいジルバーブ・ハイクという民族衣装。



早朝の砂浜から旧市街を望む。



マラケシュへ向けて出発。旧市街のメインストリートを通ってバスターミナルへ向かった。



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