ピチャンで大砂丘を見る

<9日目>
メモによると、朝食はフルーツヨーグルト(スイカ入り)、コーヒー、チョコパンケーキを食べたことになっている。トルファン賓館内ではなく、ジョーンズカフェで食べたのか?

この日は本格的な砂砂漠(大砂丘)が見られるピチャンへ向かった。砂漠好きにとってはずすことはできないと思い訪れることにしたのだ。

ピチャンは漢名では鄯善(シャンシャン)という。鄯善は紀元前1世紀から紀元5世紀、タクラマカン砂漠の南縁、西域南道の要衝として栄えたオアシス国家の名だが、その後その名は失われ、現在の鄯善の名は清代に鄯善県がおかれたのに始まるということだ。


10時すぎにホテルをチェックアウトして10時半のバスに乗り、13時半ころピチャンに到着。

すぐにホテルの部屋を確保。



鄯善賓館のスイートルーム。日本円で1700~1800円くらいとスイートとしては格安だったので、どんな部屋かという興味もあって選択。なかなか立派な部屋だったが、たばこ臭くて最悪(25年たった今でも鮮明に覚えているほど)。



昼食をとった後、早速、大砂丘がみられる砂山公園へ向かったが、暑さを油断していた。トルファンほどではないと思っていただろうか?



ピチャンの中心部から砂山公園への道はけっこう長かった。南へ向かうまっすぐな道で、まだ太陽の位置が高く写真の通りあまり日陰がなかった。




日用雑貨を売る店。




大砂丘が見えて来た。




途中出会った子供たち。例によって「撮ってくれ」とせがまれたのだと思う。




砂山公園の入口が見えて来た。ホテルのあたりから公園まで40分くらかかっており、着いたときは汗だくだった。メモによると公園でピーチジュースを買っており(なぜピーチジュースだったのか?)、売店くらいはあったものと思われる。ところで、この旅行記を作成するにあたって、ネットで色々と旅行記を見たが、その変貌ぶりは驚くほど。




入場券。料金は5元だった。




砂丘の入口から近いところはけっこう草が生えていて、砂だけの世界ではなかった。




砂だけの世界に近いところまで歩き、記念に1枚。顔がよくわからない写真があったので解像度を落としつつ載せることにしました。







四方が砂砂漠という場所まで行きたいと思ったのだと思うが、ひどい暑さのためさらに進むことは断念。







砂丘の近くというか砂丘には唐代の墳墓群があり、けっこう広い。写真は砂丘を背にして撮ったもの。



16時半ころホテルに帰着。



部屋で一息ついた後、外出してハミ瓜を購入してきた。ハミ瓜はけっこう当たりはずれがあるという印象だったが、これははずれだったと思う。