北京(2) <10月25日(4日目)>この日は予定通り慕田峪の長城へ行った。 8時にホテルを出発し、地下鉄で東直門まで行き、そこからバスで懐柔へ移動し、さらにタクシーに乗った。10時半くらいには、慕田峪に着いたのだったか。 慕田峪の長城は、従来から有名な八達嶺と比べると厳しい登り下りが多く健脚向きらしい。ロープウェイもあるが、もちろん僕は使わず、ロープウェイのある方とは逆の方へひたすら登っていった。 やがて未修復で荒れたままの長城が、紅葉の中、ずうっとウネウネと続いているのが見える場所に出た。いつまでも眺めていたい景色だった。
13時半ころ慕田峪の長城をタクシー(メモには三輪車とある)で出発。14時少し前に懐柔に着くと、すぐに東直門行きのバスがあり、それに乗車。 東直門に着いたのは15時40分。懐柔での乗り継ぎがとても順調だったおかげで、まだ十分明るいうちに北京市内に着くことができた。 ということで地下鉄で和平門まで移動して瑠璃廠を散策した。
この後、バスを乗り継ぎ北京随一の繁華街というべき王府井に移動。王府井と長安街が交わるところに名門ホテル北京飯店があり、そこに入っている五人百姓という日本食レストランへ行こうというわけである。いつもとは異なり、この時はずいぶんと気前よくお金を使う旅となったが、五人百姓には最初の北京訪問時(1986年)にも行っており、何となく懐かしさもあった。 |