ラマダン明けのアレッポ

15日目(3月25日)
早朝、Tさんがトルコへ出発。
9時半、チェックアウトしてホテルを移る。3年前泊ったホテルを懐かしむためだ。しかし、古い建物を利用したホテルだが、ほとんどメンテナンスがなされておらず老朽化が著しく、特に水回りはひどいものだった。



アレッポの中心部の朝の何気ない一コマ。ホテルを移る前に撮ったものだが、これも今となっては貴重な一枚となった。



10時20分、博物館へ。そこで絵葉書を4枚購入。すぐ書いたらしく、メモには昼前に郵便局へ行き投函したとある。



国立アレッポ博物館。テル・ハラフ遺跡(マリ遺跡)で発掘された紀元前9世紀の像を復元したものを取り入れたユニークなデザインのエントランス。




その後、館内の写真撮影は禁止になったが、この時はまだ許されていた。ブレブレの写真が多いけれど、内戦のため再訪は困難なので、この時撮ったものを全部アップしておくことにする。見た目の面白さに魅かれてテル・ハラフ遺跡で見つかった像ばかり撮った感じ。








顔が人間、体がライオン(?)の像。




白黒の目ではない像もあった。



午後は、キリスト教地区、大モスク、シタデルあたりへ行った(かなり映りの悪い写真もあるけれど、今となっては貴重な写真なので全部載せることにします)。



ネットを色々と見たところマロニテ大聖堂という教会らしいことがわかった。




教会と路地。詳細な地図なしで歩いていたので、どのあたりなのかさっぱりわからない。




これはキリスト教地区なのかどうかわからない。




ラマダン明けの休みのため閑散としている。




奥に見えるのは大モスクのミナレット。




大モスク前の通りからシタデル(城塞)を望む(斜面はシタデルのもの)。




大モスクの中庭。




大モスクの入口(帰りがけに撮った)。




大モスク入口から見たアレッポの街。



大モスクの前で、だったと思う。とある土産物屋兼闇両替屋のおじさんに声をかけられた。博物館で見た石像のミニチュアはないかと尋ねたがなかった(実際に店に行ったのかどうかは記憶が定かではない)。あのユニークな像のミニチュアがあったら絶対買うのに。