アフロディシアス

<9日目>
ここからはなぜか旅日記というか詳細なメモがなく、あるのはバスの発着時刻など要所要所の時刻とか、かかったお金の額のみ。しかし、旅の最中に突然詳細なメモを書かなくなるのは自分の場合はよくあることではある。

この日の目的地はアフロディシアス。『地球の歩き方』には1~2世紀に建造された極めて保存状態がよい競技場が残っているという情報があった。しかし、肝心の行き方が書かれていないではないか(昔の『歩き方』をチェックしながら書いてます-物持ちがよいです)。旅日記も詳しくないので、いったいどうやって行き方を調べたのかがわからない。おそらく地図を見ながらアフロディシアスにたどり着くことができるルートを推定したのだと思う。トルコでは考えうるありとあらゆるルートのバス、ミニバス、ドルムシュが走っているので、何とかなる考えたのだと思う。



雪の朝だった。



8時半にホテルを出て、8時40分ころのバスでデニスりへ移動。

地図を見るとタヴァス(tavas)というところからアフロディシアス(ゲイレ村)への道が分岐しているので、そこまで行けば何とかなると考えたのだと思う。(現在の『歩き方』によると、デニズリ方面から行くにしてもイズミル方面から行くにしても、まずナーズィルリに行くということになっているので、この時の選択は不正解だったのかもしれない)

9時20分のkale行きのバスでタヴァス(タワス)へ向かった。

10時15分タヴァス到着。

ところがここから先がどうしようもなくなったらしく(公共交通が皆無だったのか、便数が極少だったのか)タクシーを使っている。

タクシーの運転手にはタヴァスとアフロディシアスの往復ではなく、タヴァス-アフロディシアス-カラジャスというルートでお願いしたが、それは、次の目的地はセルチュクへの移動の便を考えてのことだったと思う。

タヴァスを出発した時刻のメモはないが、11時少し前アフロディシアス到着。



テトラピロンという建造物。儀式用に使用されたとか。




詳細なガイドなしで歩いたので何を撮ったのか不明(記憶の補助としての1枚)。web上にある色々な旅行記を見るとアフロディーテ神殿跡のようだ。




議事堂(昔の『歩き方』にはオデオンと記述されている)。




議事堂からテトラピロンを望む。




議事堂最上部にあった立派な椅子。




競技場。これを見るためにやって来た。




逆方向から。




スタジアムの地面に立ってみた。




当然、劇場もある。




舞台から客席を見上げてみた。




どこだここは?



12時すぎ、カラジャスに向けて出発。

12時20分ころ、カラジャス着。

12時30分ころ、ナーズィルリに向けて出発。(順調すぎるくらい順調な乗り継ぎだった)

13時20分ころ、ナーズィルリ着。

13時50分ころ、セルチュクに向けて出発。

15時30分ころ、セルチュク到着。

またまた、88年に泊ったホテルを選択。


          

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