セビリア

<14日目>
サンタ・クルス地区のホテル(ペンション)に部屋を確保して街歩きへ。



サンタ・クルス地区にあるロス・ガリョス(Los=Gallos)というタブラオ(この写真はたぶん翌日撮ったもの)。フラメンコの公演は夜で、昼間にチケットを売っていた。せっかくスペインに来たことだし、フラメンコは見ておきたいということでチケット購入。この近くのホテルに部屋を確保したのは、セビリア大聖堂やアルカサルの観光に便利ということだけではなく、夜のフラメンコ鑑賞後の帰りも比較的安心という理由からだったか?




スペイン広場(セビリアに着いた日に見物したのだったか?)。




フラメンコ鑑賞。ロス・がリョスはこじんまりとしたタブラオで臨場感抜群。2021年12月、この旅行記を書くにあたって、ネットでこのタブラオを検索したところ「閉業」の2文字が。コロナ禍で立ち行かなくなったのか?




<15日目>
考古学博物館を見学した後、アルカサルへ。

アルカサルはイスラム教とキリスト教の建築様式が融合したムデハル様式の宮殿として知られる。

レコンキスタ後の14世紀、カスティーリャ王国のペドロ1世によって建てられ、その後歴代の王によって増改築が行われたため、ゴシック様式なども混ざっている。

ペドロ1世はグラナダのアルハンブラ宮殿を意識して建設させたとか。

ほとんど予習なしに行ったため、かなり見どころを外してしまった可能性があるが、以下にその時撮った写真を並べておきます。



アルカサル。たぶんペドロ1世宮殿。




アルカサル。これもペドロ1世宮殿だと思う。




アルカサル。同じくペドロ1世宮殿のはず。




アルカサル。たぶんペドロ1世宮殿の大使の間。木組みの天井がすごい。




アルカサル。乙女の中庭。この時、この中庭は殺風景な感じだったが、その後、改築され中央に細長い池が作られ、その周りに植木が植えられた。その辺の経緯は知らないが、建設当時の状態に復元されたのだろうか?




アルカサル。乙女の中庭。




アルカサルからヒラルダの塔が見えた。





アルカサル。たぶんこれも乙女の中庭の回廊。




アルカサル。扉にも細かい装飾が。



上の写真以外にゴシック宮殿や庭園などもあるのだが、そこは見学したのか、興味が持てずパスしたのか、忘却の彼方。



昼食を撮ったレストランがあった通りからヒラルダの塔を望む。




セビリア大聖堂とヒラルダの塔。この塔は12世紀にモスクのミナレットとして建てられたが、レコンキスタ後、モスクが破壊され教会が建設され鐘楼に転用された。塔の高さは95.5m。ちなみに写真に写っている道路は現在観光用に整備され、一般の車は通行できなくなっていると思う(後年行った時に撮った写真を見るとそんな感じ)。




高い所があったら登りたくなります。ということで、ヒラルダの塔に登りセビリアの街を見おろしてみた。




ヒラルダの塔から。




ヒラルダの塔から。奥の塔はスペイン広場の塔? 手前の建物はアルカサルで奥の緑はアルカサルの庭園?




サンタ・クルス地区。写っている木はたぶんオレンジの木。この辺の街路樹にはオレンジの木が多い。




サンタ・クルス地区の路地。迷路のような路地がひろがっている。




サンタ・クルス地区の路地。