上海(1) <15日目>前日夜西安を出発した列車は上海に向かって順調に走行していったのだと思う。
『歩き方』に乗っている情報によると真如到着は22時13分だったよう。 西安から従妹に送った電報はちゃんと届いており、駅に迎えに来てくれていた。 従妹夫婦は錦江飯店に住んでいたが(※1)、この日錦江飯店では部屋がとれないということで、従妹の知り合いの日本人の家(※2)に泊らせてもらうことになった。 ※1.この頃、上海駐在の外国人にはホテル住まいの人も多かった。 ※2.外国人居住用と思われるアパートのような建物だったか? <16日目>
この日の行動については、ほぼ記憶がない。
その後、外灘へでて観光。
続いて豫園へ。
この日は、上海(真如)への列車で一緒だった日本人と行動と共にしたが、夜は別行動をとり、僕は従妹の部屋へ遊びに行った。 当時、中国駐在の外国人のコミュニティはとても狭く、外からの客ということで珍しがられ、従妹やその夫の知り合い(西洋人を含む)が何人か集まって歓待を受けた(実は住む世界の異なる人たちのなかに入って居心地はあまりよくなかった)。 夜はホテル近くの西洋レストラン(たぶん紅房子西菜館というフランス料理屋)に連れていってもらった。 なお、この日の夜から上海大廈に泊った(従妹がとってくれた)。 |