長谷寺の牡丹、室生寺の石楠花(2025.04~05) |
5月1日。8時前の近鉄電車で桜井駅を出発し、8時10分過ぎに室生口大野到着。駅前から室生寺へは奈良交通のバスがあるのだが、平日の始発便は9時19分で、多くの観光客はこのバスをめがけてやってくるはず(土日祝日は8時15分)。室生寺の開門は8時半で、これに合わせてタクシーで行くと、バス利用の観光客の波を避けて、人のいない境内で石楠花を楽しみつつ写真を撮ることができるということでタクシー代を奮発することにした(2950円だった)。 室生寺へは開門10分前に到着したが、すでに車利用の観光客2組4人が並んでいた。
バスを待っていると室生口大野駅からの始発便がやってきた。乗客はそこそこ乗っていたが、そこまでの人の数ではなかった。これならばこのバスで来ても境内の人の数は許容範囲内かなと思った。このバスがこの先の室生龍穴神社まで行って、折り返し室生口大野駅へ向かう。 9時49分発のバスは10時3分ころ室生口大野駅前に到着。帰りの関空発新千歳行きの便は15時20分発なので、まだ時間がある。前日、飛行機が遅れて長谷寺に行くことが出来なかった場合、この後、長谷寺に寄ってから関空へ向かうつもりだったが、幸い長谷寺の牡丹を見ることができたので、この後、奈良市内に向かうことにした。昨年訪れることができなかった奈良まちに埋もれるようにして残る華厳宗元興寺(塔跡)に行こうというわけである。 連休の谷間とはいえ、インバンド客も多く近鉄奈良駅近辺は混雑していた。人並をかきわけるようにしながら奈良まちの方へ向かった。
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