晴天の霧多布(2024.07)
<両親が訪れた場所を訪ねる旅>

2024年7月の初め、日帰りで道東の霧多布岬へ行ってきた。

両親は車で道内をくまなく回っており、僕が行ったことのない場所も多い。

道内の観光地は公共の交通機関ではアクセスできない場所も多いのだが、霧多布の街(浜中町)から岬までの区間を除くとほぼ公共の交通機関のみでアクセスできるので行くことにした(時間がたっぷりあれば岬まで歩くのも無理というわけではないが時間が限られているのでタクシーを利用した)。

ちなみに、夏季の霧多布は霧の日が多いので、入念に天気予報をチェックして出かけた。

札幌丘珠空港8時発の飛行機で釧路まで移動。

釧路たんちょう空港には9時前に到着し、バスで釧路駅に移動。

釧路駅に到着したのは9時50分ころ。 根室行きの列車まではまだ1時間半近くある。駅周辺を少し歩いたり、朝食がごくごく軽いものだったので、コンビニでおにぎりを買ってかじったりして時間をつぶした。

10時半ころになると11時6分発のくしろ湿原ノロッコ号が目的の団体など多くの観光客が集まってきた。

10時45分ころだったか? 根室行き(花咲線)の列車の発車時刻は11時15分なので、まだまだ時間があるが、ノロッコ号目当ての観光客とともに入場し、すでに入線していた列車に乗車。



釧路駅で根室行(花咲線)の列車から撮影。進行方向に向かて右側の席が海側の席なので人気。早目に釧路駅に到着していたので早々に入場して右側の席を確保できたが、札幌から特急おおぞらで行っていたらロングシート部分くらいしか空きがなかったと思う(花咲線は人気の路線になっているようだ)。この日は30度近くまで気温が上がり(道東としては異例)、窓を開けていても寒さは感じず車窓を眺めるには好都合だった。




上尾幌駅。







厚岸に近づいていく。




写真ではわからないが肉眼では厚岸大橋が見えていた。




厚岸駅を出て少し行くと、別寒辺牛(ベカンベウシ)湿原が現れた。釧網線から見える釧路湿原も有名だが、湿原のど真ん中を走る感はこちらの方が上という評判だそう。




別寒辺牛湿原を進む。横を流れる川は別寒辺牛川。




別寒辺牛湿原をすぎてばらく行くと茶内に到着(12時21分)。浜中町には浜中という駅もあるが、ここ茶内駅から霧多布湿原を経由して霧多布の市街地へ向かうバスが走っている。




茶内駅で上り列車と行き違い。




浜中町はルパン三世の作者モンキー・パンチ氏の故郷ということで、駅のあちこちにルパン三世の絵が。






茶内駅から霧多布湿原センターを経由して霧多布市街地を通り、高台にある霧多布温泉ゆうゆという施設まで、平日は定期バスが走っている(土日祝日はオンデマンドによる運行で前日16時までに予約しなければならず少し不便)。

12時25分発のバスに乗車して霧多布市街方面へ向かう。

運転手さんに尋ねて、タクシー会社(霧多布中央ハイヤー)近くのバス停(漁協前だったか?)で降ろしてもらう(12時25分ころ)。



タクシーのボディにもルパン三世が。ここからタクシーで岬に向かった。