マルヴァオンからポルタレグレへ
 

  <4日目>。
7時すぎ、村を散策。



城の横はこんな感じの断崖。


朝食後、再び村を歩く。とはいってもとても小さい村なので、あっというまに一周できてしまう。



まず、城に入ったが、昨夕・今早朝と無料だったのだけれど(当たり前だが24時間体制では管理されていない)、柵で導線が規制され入場料を払うブースを通らないといけない形になっていた。まず、城からのマルヴァオン村の写真を一枚。どんどん観光客がやって来る(ここへの観光客は日帰りが圧倒的に多い)。








ポルタレグレ行きのバスは、13時14分。ありすぎるくらい時間がある。こういうときは絵葉書を書くに限る。城内の売店で絵葉書を買って、ベンチに腰掛けて恒例の自分あての絵葉書を書いた。

絵葉書を書いた後は切手である。郵便局を探すのもちょうどよい時間つぶし。狭い街ですぐに見つけられたので、そんなに時間つぶしにはならなかったが。


12時頃、部屋を引き払い、もう一度村を見ながら、バス停に向かう。





マルヴァオンのバス停の前から村の入口になっている城門を望む。



バス停にはこのあたりのトレッキングルートの地図があり、カステロ・デ・ヴィデまでのルートが載せられていた。で、この道しるべはカステロ・デ・ヴィデへの道を示すもの。ページのトップにある横長の写真に写っている城らしきものと街は、カステロ・デ・ヴィデだと思う。



けっこう歩きやすそうな道だ。カステロ・デ・ヴィデへの道の誘惑にかられるが、そこから先の交通がまた不便なのだろうなあ、ということでおとなしくポルタレグレ行きのバスを待つことに。


ポルタレグレ行きのバスはほぼ定刻でやって来た。通学時間ではないのでガラガラ。こういう時間にバスがあると、観光客にとってはありがたいが、いずれ平日の朝夕の便だけになるのかもしれない。

13時50分、ポルタレグレ到着。ホテルに荷物を置いて街へ出る。



ポルタレグレは坂だらけ。街並みの感じはエヴォラなどとさして変わらず、また、これといった見どころもないので、スキップして次の目的地へ移動するという選択肢をとってもよかったかも。でも、こういう坂道は好きである。



カテドラル。



この大きな顔が何なのかはわかりません。


ポルタレグレは、13世紀に築かれた町で、旧市街は城壁に囲まれている。エルヴァスも要塞都市だし、マルヴァオンも城壁を持ち、今回は訪問をあきらめたカステロ・デ・ヴィデのカステロは城のことだし、このあたりは城塞だらけだ。スペインとの国境が近いという立地によるものなのだろうか(このあたりの詳しい歴史は知らないのであしからず)。



back 旅行記index top next 

home