イスタンブール(2) 続いて、スルタンアフメット・ジャーミイの南西側をマルマラ海の方へ下って行ったところにあるキュチュック・アヤソフィア・ジャーミイへ。ここは、イスタンブールに現存する最古のビザンツ建築で、コンスタンティノープル陥落後にモスクへと改装されたところ。名前の通り「小さなアヤソフィア寺院」という感じ(キュチュックは小さいという意味)。
天気が良くなってきたので、午後は、久しぶりでボスポラス海峡のクルーズ船に乗ることにした(所要2時間、日本円で500円くらい)。
ホテルを引き払ったあと、帰国の途につく前、船でいったんアジア側へ渡った。近年、ボスポラス海峡横断トンネルを開通してアジア側とヨーロッパ側が鉄路でつながったので、それに乗っておこうというわけである。 まず、ホテルに近い、カラキョイの桟橋からカドキョイ行きの船に乗った。海底を通る鉄道(マルマライ)の乗るだけならば、ユスキュダルに渡る方が手っ取り早いのだが、時間もけっこうあるし、カドキョイ行きの船の方が、イスタンブールの旧市街の眺めがよいのだ。
カドキョイからは地下鉄でマルマライの接続駅アイルルックチェシメスィまで行くという手もあるが、まだまだ時間があるので、より時間がかかりそうなバスでユスキュダルへ行くことを選択。 ユスキュダルからマルマライでイエニカプまで移動し、そこからメトロでアタチュルク空港まで移動した。ユスキュダルから空港までの所要時間は1時間弱だった。イスタンブールも便利になったものだと思う。(おわり) |