バガン(1)

<3日目(1月9日)>
早朝4時半ころチェックアウトして、タクシーで空港に向かった。実は、初日に空港からホテルまで運んでもらったタクシーの運ちゃんにこの日の送迎をお願いしておいたのだ。送迎料金はなしで、初日と同じ料金ある。しかし、こんな時間から働いているなんて、いったい何時間働いているのだ。途上国ではよくあることなのだが、空港からタクシーに乗ると、その後の観光だの、空港への送迎だの、色々と営業をかけてくる。客の確保、収入の確保に必死なのである。

さて、この日はバガンに飛ぶことになっている(ネットでミャンマー国内の旅行代理店を通して購入-Eチケットを確保)。飛行機の出発予定時刻は7時15分。タクシーの運ちゃんに、ミャンマーの国内線の搭乗手続きは出発の2時間前からで7時過ぎには空港に着いていた方がよいと言われ、4時半などという早朝にホテルを出たのだが、早朝なのでヤンゴン名物の渋滞はなく、5時前には空港に到着した。しかし、チェックインが始まったのは、5時半だった。

ところで、ヤンゴン発の便は、どの航空会社の便も早朝発が多く、ヤンゴン~バガン~マンダレー~ヘイホー(インレー湖に近い空港)~ヤンゴン、もしくはその逆ルートを飛ぶ飛行機が多いようだ。そのため、どこかで遅れるとその後の便すべてが遅れるということになるらしい。そんな事情があってかどうか知らないが、僕の乗った便は定刻より10分も早く出発した。

バガンが近づくと、仏塔群が見えてきて気分が盛り上がってきた。

8時20分頃、バガン到着。到着ロビーでバガン入域料として20ドルを払う(これがバガンにおける仏塔などの入場料ということになる仕組みらしい)。

タクシーでニューバガンにある予約しておいたホテルに行ったが、まだ、朝である。当然、部屋の準備はできておらず、荷物を預けて観光に出た。

ホテルの隣にあった、レンタサイクル屋で自転車を借りて出発。パスポートなどの確認もなく、デポジットもなしで、料金(3000チャット)の支払いのみで貸してくれた。まったく、観光客を信用しきった商売だ。



まず向かったのはタラバー門。バガンとは、エーヤワディー川中流域の東岸平野部一帯の、仏塔(ほとんどが11世紀から13世紀にかけて建立されたもの)が林立する地域をさし、そのうちの一部が城壁に囲まれたオールドバガン。タラバー門はそのオールドバガンのメインゲート。宿泊したニュー・バガンからは、いったんオールド・バガンを通り抜けてから行くという形になった。メインゲートに敬意を表してというわけである。




最初に訪れたのはシュエグーヂー寺院。




シュエグーヂー寺院。




シュエグーヂー寺院。金箔に貼られ方がまだらで興味深かったので写真を撮ったが、後で、この金箔の貼られ方の秘密(というほどのものではないが)を知ることになる(何にも下調べせずに行っているということです)。




シュエグーヂー寺院。




シュエグーヂー寺院からの眺め。




シュエグーヂー寺院からの眺め。仏塔が立ち並ぶ光景に息を呑むが、まだまだ序の口だった。




シュエグーヂー寺院からの眺め。一つ上の写真よりも仏塔が沢山。




シュエグーヂー寺院からの眺め。




もちろん、バガンに「あったまりランド深堀」などという施設はありません。




アーナンダ寺院。バガンを代表する寺院の一つ。




アーナンダ寺院。




アーナンダ寺院。




アーナンダ寺院内に安置された過去四仏という仏像の一つ(東西南北に向いて一体ずつ立っている)。




アーナンダ寺院回廊の仏龕(ぶつがん)。




アーナンダ寺院内に安置された過去四仏という仏像の一つ






アーナンダ寺院内に安置された過去四仏という仏像の一つ




アーナンダ寺院内に安置された過去四仏という仏像の一つ




参拝者が仏像に金箔を貼っている。金箔を貼ることが功徳となるので、信仰の篤いミャンマーの人たちは金箔を購入して(仏像の近くで売っている)、せっせと貼るので、こんな風になる。さっきのシュエグーチー寺院のまだらな金箔もこういう形で貼られているためだと思う。




アーナンダ寺院の回廊。




アーナンダ寺院のすぐ近く(だっただろうか)の甕屋。




どこだったか不明。