旅の終わりはマンゴー・パンケーキ


飛行機の時間(23時50分)まではまだかなりあるが、18時すぎにホテルを引き払い、メトロのエアポートエクスプレスで空港へ向かった(料金は80ルピー)。所要時間はたったの20分。まだ開業から間がなく、駅も車両もピカピカ。インドじゃないみたいだ。しかし、いつまでこの綺麗さが保たれるのか?

香港行きのキャセイパシフィックの便はほぼ定刻で出発して、ほぼ定刻(7時10分)に到着した。

さて、今回は、このまま日本行きには乗り継がず、香港で一泊する。香港で1日を使わず、インドでの旅程を1日伸ばすということも考えたが、何となく香港を歩きたかった。そして、再びマンゴー・パンケーキを食べたかった。ということでの香港一泊である。

まだ、朝早く、ホテルに行ってもチェックインはできないだろうから、まずは、到着ラウンジなるものを利用した。朝食をとったり、シャワーを浴びたりして時間をつぶしたあと、空港バスで予約してあるホテルのある香港島へ出た。



奥がシャワースペース(間にガラスの仕切りがある)。ラウンジは絶対使いたい派ではないのだが(アルコールも飲まないし、搭乗前に食べてしまうと機内食が食べられなくなるし)、今回は有難く利用させてもらった。


10時半すぎ、ホテルに着いたがやはり、部屋の準備はできておらず、チェックインの手続きだけ済ませ、荷物を預けて待ち歩きに出た。



上環の食品店の並ぶ界隈。



ヘルメットに手を添えているのが香港風?



香港島の坂はけっこう急傾斜。



沢山ぶら下がっているのは線香。



西湾河にある明記糖水のマンゴー・パンケーキ(生地はパンケーキではなくクレープという感じだが)。切り口が美しくなく、皿の色もあって、あまり美味しそうな写真ではないが、マンゴーのほどよい酸味とあまり甘すぎない生クリームがマッチしていて好きな味だ。ここのマンゴーパンケーキは、生クリーム少な目、マンゴー多めというのが特徴。ただ、味はマンゴーの状況に左右されるのは否めないかも。



明記糖水(これは2号店らしい)。



スターフェリーの窓越しにぼんやりと見られる香港の夜景。ぼくにとって”香港定食”では欠かせない眺め。このあとホテルに帰り、テレビで東日本大震災のことを知った。


                           おわり



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