サンクトペテルブルク
22時半ころ、サンクトペテルブルク行きの列車に乗車。
乗るとすぐに翌朝用の朝食セットのようなものが配られた。何も請求されなかったので、料金は運賃に含まれているようだ。
23時、ペトロザヴォーツク出発。
6時半ころコンパートメントのドアをノックする音が聞こえたので開けてみると、各車両担当の女性乗務員だった。そろそろ到着するということを伝えに来たのかと思っていると、「カフェ、オア、ティー」と尋ねてきた。
「只か?」と聞くが要領を得ず。昨夜の朝食セットのこともあるので、それに付随するサービスかと思って紅茶を頼むと有料であった。ロシアの国鉄もなかなか商売熱心なのであった。
朝7時過ぎ、列車は定刻通りサンクトペテルブルクに到着し、その後は地下鉄を乗り継ぎホテルへ(サンクトペテルブルク初日と同じホテル)移動。
しかし、やはり早すぎて(8時少し前)、チェックインできず、12時にならないと部屋の用意ができないという。外出する元気もないので、ホテルで時間をつぶすことにしたが、この日は先日とうってかわってホテルに活気がある。色々な掲示物を見ると、どうやら学会があるようだ。そのうち日本人の参加者も見かけるようになった。
学会参加者はほとんどおそろいの小さいショルダーをもっており、なかには、サンクトペテルブルクの町並みをあしらったTシャツ姿の人たちもいた。いずれも、学会参加の記念品として作られたオリジナルグッズのようだった。
チェックイン後、エルミタージュ美術館へ向かった。
キジ島観光で、この旅の80%は終了してしまった感じだが、エルミタージュ美術館はやはり外観だけ見ておしまいというわけにはいかない。
エルミタージュ美術館。18世紀半ばすぎのエカテリーナ2世以降に収集された美術品が展示されている。収蔵品の数は300万点、展示室を全部歩くと20キロ以上になるといわれる巨大美術館だが、美術音痴の自分にはその価値はわからず、主要なポイントを駆け足でめぐっただけ。 |
大使の階段 |
静物画が好きです。 |
美術館から運河が見えるところがある。 |
美術館内から見たエルミタージュ前の広場。う~む、見術品群よりも、こっちの方が好きである。 |
宮殿建築もよいが、以下はサンクトペテルブルクの個性的なビルディング。
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