キジ島の伝統的木造建築物群

さて、いよいよキジ島観光の日が来た。天気は快晴である。

この日の夜の列車でサンクトペテルブルクに戻ることになっているので、ホテルはチェックアウトして、荷物を預かってもらう。

詳細は忘れたが、11時半ころの船を予約していたと思う。
旅行中のメモには11時25分ころ乗船、11時45分出航とある。何隻かの船が続けて出るのだが、あまりスムーズではなかった記憶が残っている。

13時5分ころキジ島到着。島に着く前からすでに、あの教会の姿は見えている。何となくワクワクしてきた。このワクワク感はけっこう久しぶりのような気がする。

帰りの船は16時。来たときの船に乗るというシステムで、島に到着した際、乗客ははひも付きのカードが配られ、それが帰りの乗船証のようなものになる。

与えられた時間は3時間弱、昼食に時間を割くのはもったいないので、売店で、歩きながらかじれる菓子を買って、木造建築物めぐりにはいる。



プレオブラジェーンスカヤ教会! 1714年建造。高さ37m、22個のドームがある。全部木である。すごいの一言。修理の必要性が生じているらしいが、構造が複雑すぎて、どうなおしてよいかわからないという話も。残念ながら中には入れない。左にある鐘楼は1862年建造。



右側の教会はポクロフスカヤ教会(1764年再建)。キジ島には、これらの教会建築を以はじめ、オネガ湖畔の村々から移築された多くの木造建築物が立ち並んでいる。船でしか来られない場所で、訪れる観光客の数には限界があり、貴重な建築物の保存には適しているかもしれない。



手前の建物は富農の家(1876年建造)。





手前の建物(ラザロ復活教会)は、14世紀の建造で、ロシアに現存する最古の木造建築物らしい。





絶好の散策日和だった。





キジ島は南北に長い島で5キロくらいある。プレオブラジェーンスカヤ教会をはじめとする建築群は島の南側に固まっているが、写真は島の中ほどにある島民の居住する地区(だと思う)。



島の真ん中あたり。北の端まではさらに2キロ半~3キロくらい歩かねばならないが、全部歩くと帰りの船に間に合わなくなる。ここから船着場へ引き返すことにした。



ペトロザヴォーツク駅のホールの2階(吹き抜けになっている)。夜も更けて寒くなってきた。やはり北の町だ。故郷北海道の秋を感じた。23時ペトロザヴォーツク始発の列車は定刻通り出発。ホテルのレセプションの人、2日連続で行ったレストランのウエイトレス、スーパーマーケットの店員、みな親切でよい印象をもって、この町を後にすることができた。



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