ペトロザヴォーツクへ


8時20分ころチェックアウト。フロント横に掲示されているラドゥーカ駅までのタクシー料金は700ルーブル(20ユーロ弱)。これをみて迷わず地下鉄を選択。けちっているなあ。

8時半ころ地下鉄駅到着。しかし、なんと駅の扉が閉まっているではないか。どうやら地下鉄は動いていないようだ。乗車予定の列車は9時34分発。勝手のわからない国、都市なので、そんなに余裕があるわけではない。大急ぎでホテルに戻りタクシーを頼んだ(流しのタクシーがほとんどいなかったのだ)。

9時少し過ぎに駅に着いたが、列車の発車番線がわからない。電光掲示板に示されていないのだ。9時20分すぎ、ようやくアナウンスがあり人々が動き出す。電光掲示板を確認すると、僕の乗る列車の発車番線が表示されていた。

9時25分、列車が入線。乗務員によるチケットとパスポートのチェックをうけて乗車(それぞれの車両に担当の乗務員がいる)。



僕が乗ったコンパートメント。列車の最終目的地は北極圏に位置するムールマンスク。かなりの長距離列車である。


乗車から1年半経過してこれを書いているので、車窓の印象はほとんど残っていない。

16時38分、ほぼ定刻でペトロザヴォーツク着。

ペトロザヴォーツクは静かな地方の「街」というか「町」で、共和国の首都という雰囲気はない。駅からオネガ湖までメインストリートがまっすぐ伸びており、その途中にこの日のホテルがある。

チェックイン後、すぐにホテルの裏手にある旅行社で、翌日のキジ島までの船の往復チケットを購入。しかし、チケットはすぐ発券できないとのことで、あとでフロントに届けられた。どうもこの辺のシステムはよくわからないが、とりあえずキジ島に渡る足だけは確保できた。あとは好天であることを祈るのみだ。



町のメインストリート、レーニン大通り。



オネガ湖畔。空気が清々しい。



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