サナア(2) <7日目>イエメンにいられる残り時間は2泊3日。3日目は飛行場に移動して出発するだけだから、使える時間は2日。そのうち1日をサナア近郊の観光にあてることも可能だが、ホテルとサナアの街中を頻繁に行き来することにした。街並みを見るならばやはりサナアだ。
午前中は、まず郵便局へ行って絵葉書を投函し(例によって自分宛のものも出した)、その後、旧市街へ向かった。
昼食後、いったんホテルに戻って一休みした後、ネットカフェに行くが停電でPCが使えず。 仕方がないので、新市街を当てもなく歩いた。
新市街を歩いているとき、スーパーマーケットに入ってみた。どんな品ぞろえなのか興味があったからだが、「イエメントン」という紅茶のティーパックが売られていた。イエメントンのティーパックはイエメン旅行の最中何度か見かけたもので、包装の色(デザイン)は有名なリプトンのそれとそっくり。名前の最後に「トン」をふっつけており、おそらく”パクリ”だ。 実は、イエメンで見かけた”パクリ”ネーミングはまだあって、自分がよく見たのはklinix(というつづりだったろうか?)というティッシュ。これはあきらかにクリネックスのパクリだ。 さて、イエメントンだが、20個入りくらいのパッケージならば、ネタとして買って帰りたかったが、あいにく100個入りのパッケージしかなく購入は断念。結局、オレンジジュースを買って店を出た。 ちなみにこの日の夕食は、タハリール広場近くのイエメン版KFCでとった。店の看板の色合いが、本家と同じ白と赤だったのか、それとも旅行者が勝手にイエメン版KFCと呼んでいたのか、それとも僕が勝手にそのように呼んでいたのか、まったく定かではない。 |