ダージリン ダージリンではちょっと奮発して、New Elgin Hotel(ニュー・エルジン・ホテル)という老舗ホテルに泊った。3食つきで1泊100ドル弱(税込み)。部屋にも暖炉があるが、ここには火を入れてくれない。食堂その他パブリックスペースの暖炉では石炭が燃やされていた。食事は、朝は洋食。昼は2回食べたが、西洋料理とインド料理。3回食べた夕食は全部インド料理。朝食以外は、毎食まずスープが出され、そのあと5~6種類の料理、デザートと続く。昼食を食べる宿泊客は少ないので、昼は個別にサービスを受け、夜は客が多くなるのでビュッフェ・スタイルとなった。料理の重複はほとんどなく、味の方は、西洋料理はそうでもなかったが、インド料理は一部を除き、マイルドな辛さ(外国人観光客に合わせているのだろうか?)で、かつ旨かった。「辛いだけ」というインド料理の印象が覆された。ホテルのスタッフはフレンドリーではあるが、馴れ馴れしく接してくるのではなく、常に一定の距離を保ってくれるので、非常に居心地がよかった。若いボーイたちのぎこちないサービスもかえって好ましく感じられた。また泊りたいホテルである。
|