シディ・ブ・サイドとナブール

<3日目>
この頃は、週に3便くらいだっただろうか、チュニジアの航空会社がチュニスとパレルモを結ぶ便を運航しており、この日、いったんシチリア島を離れてチュニジアへ向かった。これが3度目のチュニジア訪問なのだが、実は前2回もチュニス・パレルモを結ぶ便を利用している。

パレルモを11時に出る便でチュニスに向けて出発。

メモによるとチュニス到着が11時10分となっており、イタリアとチュニジアには1時間の時差があったようだ。

チュニスは勝手知ったる街なので、空港からは路線バスを利用して市内に出た。

ホテルを確保した後、真っ白な壁にチュニジアンブルーのドアや窓枠が映える町、シディ・ブ・サイドに向かった。シディ・ブ・サイドには前2回のチュニジア旅行でも訪れているが、やはり何となく足が向いてしまった。



奇麗なチュニジアンブルーのドアを探して路地を歩く。



チュニジアンブルーにも色々ある。また、ドアの模様が色々あって、眺めて歩くのは楽しい。




ドアの模様も面白いし、ドアを囲むような植物とピンクの花も奇麗。




カフェ・シディ・シャバーン。










<4日目>
この日は鉄道を利用して、陶器の名産地ナブールへ行った。

実はこの頃、海外の輸入雑貨を扱う店を開きたいという思いがあって、そこで扱う品物の一つとして陶器も考えていた(結局、輸入雑貨の店は考えただけで終わった)。

ということで、何軒かの店で輸出する気はないか尋ねてみたが、あまり反応はよくなかったようで(記憶が曖昧)、当時のメモ帳にあるのは、1軒の店名、住所、メールアドレスのみである。



たぶん陶器街。陶器以外の工芸品を扱う店も多かったような記憶。










帰りがけに撮った1枚。たぶん11月7日広場のロータリー。町のシンボルである巨大なナブール焼き。上に乗っかっているのはオレンジ(これも陶器なのか?)。




ナブール焼きの塩のボトル。



ナブールからはルアージュを利用してチュニスへ戻った。所要時間はルアージュが1時間、鉄道が1時間半(乗り換えがあった)。やはりチュニジアはルアージュの方が便利な感じ。