なぜかアルベロベッロ

<10日目>
6時35分ホテルをチェックアウトして、タクシーで空港へ向かった。

9時の便でローマへ向けて出発。

10時半、ローマ到着。

入国後、すぐに国内線のバーリ行き航空券を購入。バーリはアルベロベッロ観光の最寄りの都市である。

12時30分過ぎ出発、13時30分ころバーリ到着。

空港バスで駅前に移動してホテル(ペンション)の部屋を確保。



<11日目>
9時すぎの私鉄FSEでアルベロベッロへ向かう(9時10分バーリ発、10時44分アルベロベッロ着)。

ところで、なぜチュニジア旅行の最後にイタリアのアルベロベッロを含めたのかは記憶がない。

チュニスからシチリア島(トラーパニ)へ船で移動しようとしていたことは既に書いた通りで、旅行の計画段階では、チュニス-シチリア島-バーリという移動を考えていた。



アルベロベッロ。石を積み上げた円錐形の屋根が特徴的なとんがり屋根を持つトゥルッリという住宅建築が並ぶ景色を見に行った。




この通りのトゥルッリの多くは土産物屋だったか?









屋根一つとその下の部屋一つで「トルッロ」といい「トゥルッリ」はその複数形。基本多くの建物は複数の「トルッロ」からなっているので「トゥルッリ」と呼ばれるようだ。建物全体が石灰岩で作られており、壁の部分は漆喰で仕上げられている。










教会。



午後、アルベロベッロからマルチナ・フランカへ行った。

イタリア人と結婚しアルベロベッロで土産物屋を営んでいる日本人女性に、レッチェとマルチナフランカを勧められ、アルベロベッロから近いマルチナ・フランカを選択したのだと思う。



マルチナ・フランカ。時刻はたぶん14時前後。この日は金曜日だったが、街には人っ子一人いないという感じで静まり返っていた。南イタリアにも長い昼休みの習慣があるみたい(マルチナ・フランカが田舎街だからなのか、それとも随分前のことだからなのか?)。









15時過ぎの列車でバーリに戻る(所要時間は1時間50分くらいだったか?)。



<12日目>
6時半チェックアウト。

6時55分の列車でローマへ(チケットは前日購入しておいたはず)。



たぶん、これが乗車した列車だと思う。



11時40分、定刻から10分遅れてローマ・テルミニ到着。

ローマではホテルの確保にてこずった。

『歩き方』で目星をつけておいたホテルへ行くが満室。同じビルに入っている別のホテルを紹介してくれるがそこも一杯で「3時過ぎに空くかどうかがわかる」とのこと。

ローマはおまけようようなものだが、ホテルの部屋を確保するまでなにもしないでいるというのももったいないので、2階建てバスでローマ市内をぐるっと回る夕方のツアーに申し込む。そしてピザをかじって、部屋が空くかどうかがわかるまでの時間つぶしにトレビの泉へ行くことにした。



トレビの泉。そこそこ観光客がいるが、近年の混雑状態とはかなり異なる。



14時10分、ホテルに戻るが、まだ空室が出るかどうかはわからず。

ホテルにツアーの迎えが来て車でバスの出発場所へ移動。

15時から17時まで、バスでローマ市内をぐるっと回る(基本乗車したまま)。



基本バスから降りられないツアーだったか、ローマ市内を見渡すことができる高台と写真のバチカン、サン・ピエトロ大聖堂では下車しての見物となった。少しだが聖堂内にも入る時間があったと思う。




聖堂前から広場を望む。



17時、ツアー終了。

ホテルへ行くと、やはり空室は出ず、少し離れた別のホテルを紹介される。

タクシーで紹介されたホテルへ移動(タクシー代は移動先のホテル持ちだった)。

翌日、アエロフロート機で帰国の途についたが、帰国時はモスクワでの1泊はなく同日乗り継ぎだった。

終わり。