ヌエバからフェリーを利用してヨルダン再訪 <7日目(3月17日)>この日はヨルダンのアカバへの船が出ているヌエバまで移動。 7時チェックアウト。 タクシーでシナイ・バスターミナルへ移動。
アルファベット表記がなかったためだと思うが、エジプト人紳士にヌエバ行きのバスはこれか(もしくはヌエバ行きはここからか)と尋ねると「インシャ・アッラー」という答えが帰ってきたことを鮮明に覚えている。 9時20分ころ、ヌエバ行きのバスが発車。 15時過ぎヌエバ到着。『歩き方』によるとアカバ行きのフェリーは10時と15時に出るということになっており、この日はヌエバ泊(港近くのホテルを適当にチョイス)。 ヌエバ港は市街地から離れており港のあたりは何もなかった。
8日目(3月18日)
7時半チェックアウト。 7時40分にフェリーターミナル。確かな情報がないので早目早目の行動をとるしかない。写真はないが、薄汚れた質素な感じのターミナルだった。ターミナルでは、シナイターミナルから一緒だったカナダ人夫妻、ここで出会った日本人女性旅行者3人(一人旅と二人旅)、インドネシア人男性2人の計7人と色々と話をした。 12時半ころヌエバ行のフェリーが出航。メモには定刻より2時間弱遅れたとあるが、定刻は不明。『歩き方』の10時発というのが定刻だったのかもしれないが、いずれにしても定刻はあってなきが如きものだったのだと思う。 15時半、アカバ到着。パスポートは船内で預け引き換えのための紙片が渡され、上陸着イミグレで待つことしばし、入国スタンプが押されたパスポートが返された。ただ、自分は日本でビザを取得していたので、ここまでとてもスムーズにことが進んだのだが、他の日本人はヨルダンビザを持っておらず、イミグレで1時間くらい待った。
イミグレからアカバ市内まではけっこう距離があるのでタクシーをさがした。日本人女性2人組はぺトラへ直行したいというので、同じくぺトラへ行く西洋人とぺトラへ向かった。僕ともう一人の日本人(Tさん)、そしてインドネシア人2人の4人でアカバの街へ出たが、このインドネシア人の年長の人が交渉に慣れていて、アカバの街の概要を知るため一回りしてもらって(といっても狭いのだが)1人1ディナールということで話をまとめてくれた。僕とTさんは、港で別れたカナダ人夫妻が泊ると言っていたぺトラホテルへ行き、ここでインドネシア人2人と別れた。ホテルのレセプションでカナダ人夫妻のことを聞くと確かに泊っているという。この夫妻とは車をシェアしてワッディラムへ行きましょうということになっているのだ。 夫妻が外出中だったので、取り敢えず夕食を終えてホテルに戻るとカナダ人夫妻がレセプションのところにいたので、「明日はどうするか」聞いたところ、新聞を見せて、22日から26日までラマダン明けの休みになり公的機関が全部休みになるという。彼らはウエストバンク(イスラエル)行のパーミッションを取らねばならず、アカバでグズグズしてはいられないという。Tさんもシリアビザを取らねばならずアンマンまで急ぎたいという。これでワッディラムツアーは流れた。ちなみに僕はシリアビザも日本で取得済みだ。 休みが始まる22日にはまだ余裕がある(僕には関係がないが)。ということで、ヨルダンでぺトラを見ないわけにはいかないということで明日はぺトラへ行くことに。4人でバスターミナルへ行って尋ねると、明日はぺトラ直行のバスがなく、アマンまで行って、そこで乗り換えだという(カナダ人夫妻はアンマンまで移動したいと言っていたのだろうか)。マアン行は7時発で、6時半にターミナルに来ればよいよと言われ、ホテルに戻った。 ぺトラホテルはバックパッカーが集まるホテルで、ここで中国を皮切りに半年以上旅している日本人と出会い色々と話をした。
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