ベルサイユで足が棒になる

<3日目>
この日は、RERでベルサイユへ行った。

日曜日で入場料は半額ということで、混雑が予想されるが、日程的にこの日をはずすと行くことができなかった。

行ってみると、予想通りの混雑で、10時頃到着したが、入場できたのは11時頃だった。



ベルサイユ宮殿に近づいていきます。この日はパリ滞在中唯一の晴天だった。




さらに接近。あまり混んでいるように見えないが、入場券売り場には長い行列ができていた。










鏡の間(のはず)。写真を見る限り、入口で待たされた割りには中の混雑はそれでもない。入口で入場者のコントロールをしていたのか? 当時のメモには「宮殿内部はとにかく豪華の一語。壁から天井まで絵で飾られ、シャンデリアはやたら沢山ある。今でこそろうそく型電灯だが、昔はすべてろうそくが使用されていたはずで、これに灯りをともす労力は大変なものだったろう」とある。まだ、初々しい感想を書いているなあと思う。




マリーアントワネットの寝室(?)。










宮殿の庭。




宮殿の庭。



ベルサイユ宮殿の建物を出た後は、広大な敷地内をかなりあてずっぽうに歩き続けた(どこかでサンドイッチをかじった)。メモには、立ち止まることなく3時間くらい歩き続け、足が棒になったと書いている。



一つ上の写真の先に広大な庭園が広がっていた。




奥に霞んで見えるのは宮殿。




ベルサイユ宮殿の離宮、グラン・トリアノンと庭園。




大運河。奥にうっすら見える建物はベルサイユ宮殿。




グラン・トリアノンの前を通って王妃の村里方面へ。




王妃の村里。ルイ16世の王妃マリー・アントワネットのため作られたところ。庭園はイギリス式とのこと。




これも王妃の村里だと思う。




プチ・トリアノン宮殿。ベルサイユ宮殿の庭園にある離宮で、ルイ16世の王妃マリー・アントワネットの私的な宮殿。




プチ・トリアノンと、その前に伸びる並木道。




ベルサイユ宮殿前を通って駅へ向かった。



かなり疲れたが、天気にも恵まれ、ベルサイユにはけっこうよい印象を持った。

昼は軽く、また、かなり歩いたので空腹の極致。ちゃんとした食事をとりたいがレストランの多くが夜の営業を始めるのは19時以降。

ということで、わりと早い時間から営業している、日本食の店へ行った。



オペラ座前の通り。このあたりに日本食のレストランがいくつかあった。食べたのはかつ丼定食(かつ丼、サラダ、味噌汁付き、日本円で1200円強)。無料で飲めるお茶のサービスがうれしかった。