旧新イスタンブール


12時すぎ、イスタンブール散策へ出た。
まず、チェンベルリタシュ近くの大衆食堂で腹ごしらえをして、マルマラ海の方へ下って(かなりの急坂である)、クムカプ地区に出た。この辺には、トルコの伝統的な建築様式の建物が残っており、また、アルメニア教会などもあり、観光の表舞台ではないが、なかなか趣のある地区ではある。



上の階の一部がせり出している独特の建築様式。確かアゼルバイジャンでも見かけた。



このあたりにはけっこう教会があるのだが、例によってろくに地図も見ずにあてずっぽうで歩いているので、上の教会が何という教会かは不明。今度行くときは地図を確認しながら歩きたいと思う。


クムカプあたりの散策を終えた後は、先ほど下ってきた急坂を登った。グランドバザールを抜け、エジプシャンバザールを通ってエミノニュまで出ようというわけである。イスタンブールに来たときは必ずといってよいほど歩くお気に入りのコース。



グランドバザールにある水のみ場(だと思う、金属製のカップもあるし)。しつこい客引きがいて必ずしも評判のよい場所とはいえないグランドバザールだが、買い物心をまったく持たないで歩く分には被害は少ないように思う。敵は客の「何か買いたい」という心を見抜くようだ。



グランドバザールの沢山ある出入り口の一つ。



グランドバザールを抜けても店が続く。こちらは完全に地元客相手の店々。



エジプシャン・バザール。かつては地元の人向けの食品関係の店が多かったが、近年では観光客相手の店も増えている。



オリーブ。



エジプシャン・バザールを抜けたあたりから、金角湾を隔てたガラタ塔を望む。


昔からのマーケットを歩いた後、イスタンブールの最新の「マーケット」を見に行った。エミノニュからトラムでカバタシへ出て、そこからケーブルでタキシム、さらにメトロでレベント4、そこでドルムシュに乗り換え行ったのが、できたばかりのショッピングセンターのイスティニエ・パーク。



イスティニエ・パーク。



かなりの巨大商業施設だった。たくさんの専門店、カフェ、さらには生鮮食品を扱うスーパーなども入っている。なぜこんなところに行ったのかというと、トルコっぽく、かつカッコイイデザインのオリジナル・エコ・バッグが欲しかったから。しかし、結局はエコ・バッグを扱っている店は見つけられなかった。


さて、夕方近くアジア側とヨーロッパ側を結ぶフェリーに乗るべく、カラキョイへ移動。アジア側へ行くことが目的ではない、フェリーに乗ることが目的である。乗船時間は20分くらい。時間は短いがイスタンブールならではの景色を満喫できる。



いつもこの景色を眺めるために乗る。



本日の観光終了。


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