冬の知床連山を望む小旅行(2020.01)
2020年1月、神奈川県在住の友人が道東を車で旅するというので、ちょっと合流することにした。

このときはしばらく札幌の実家にいたので、札幌から網走へ行くことになったが、JRは時間がかかりるので新千歳-女満別間をJALで往復することにして、航空券はマイルを利用して確保。

新千歳発女満別行きのJAL便の始発は7時30分ととても早いので、前日は千歳駅近くのホテルに宿泊。千歳駅を出て気温を示す電光掲示に見るとマイナス10度超。やはりマイナス10度を下回るとかなり違う。

ホテルに着くとチェックイン待ちの外国人観光客が(中国人グループと西洋人の2人組)。そういえば、このころはまだ新型コロナの騒ぎが起きてはいなかった。

翌日、飛行機は定刻通り飛び、8時15分ころ女満別空港に到着。



女満別空港到着の少し前。写っているのは屈斜路湖。



空港バスで網走市内まで出て市内を少し歩いた後(網走は以前少しだけだが住んでいた街なので懐かしさがあり何となく歩くだけでも楽しい)、網走駅に行きJR釧網本線の列車に乗車。

友人とは北浜駅で落ち合うことになっている。



北浜駅から出て行った列車。この日は良く晴れていて知床半島まで見渡すことができた。




北浜駅から歩いてすぐのところにある濤沸(とうふつ)湖。ここは冬には白鳥が見られる湖として有名なのだが、この日はあまり沢山見られなかった。




鱒浦漁港のあたり。流氷のシーズンならば、氷に覆われた海越しに知床半島が望める。そんなに天気の良い日は少ないと思うが。




上の写真を拡大してみた。




能取岬まで足を伸ばしてみた。もともとオホーツク海沿岸は雪がそれほど多くはない地域だが異常に少ない状態だった。

   


能取岬から能取湖沿いの道を走り美幌へ。友人とはここでお別れ(友人は女満別空港へ向かった)。




帰りの飛行機まではやや時間があったので、網走に戻って市内をブラブラしてから空港へ向かおうと考えていたが、西女満別駅から空港までは歩いて行ける距離だし、どんな景色が見られるかと思い急遽下車。美幌駅が無人駅で、切符は購入をせず下車時に精算するという形だったお蔭でこういう行き当たりばったりの行動がとれた。




西女満別駅を出て、石北本線の線路をくぐったあとしばらく行くとこんな景色が。遠くに見える山は斜里岳。天気に恵まれたが、こんな景色がポンと現れる北海道の”実力”は、やはり侮れない。




点在する農家の後ろに斜里岳。山が下の方に見える不思議な風景だった。




女満別空港を飛び立つ飛行機。山(斜里岳)の上を斜めに飛んでいく飛行機という構図を期待したが、そんなに都合よくは飛び立てないみたい。