熊本県の江戸時代の石造橋を見に行く(2016.10)
2016年10月末、ロアッソ熊本戦観戦のついでに、熊本県に残る江戸時代の石造橋を見てきた。前年夏に通潤橋という石橋を見たのだけれど、その続編ともいうべき小旅行。



熊本へ向かう途中に機内から瀬戸内海を望む。




試合が行われたスタジアム。




スタジアムに入るとこんな貼り紙が。J2リーグはこうしたアウェイチーム・サポーターに対する気遣いをしてくれるスタジアムが多いです。




試合前、かつてコンサドーレに在籍したロアッソの選手が札幌サポに挨拶に来てくれたところ。。



試合翌日、予定通り石橋観光に出かけた。

今回の目的地は熊本市の中心部からバスで1時間以上行ったところにある美里町。 ここには江戸時代後期~末に建造された石橋が沢山残っている。



霊台橋。国の重要文化財です。1846年から47年にかけて建造されたもので、江戸時代の石造単一アーチ橋としては日本一の大きさを誇るとか。橋そのものは2016年春にあった大地震にも耐えたよう。脇の方で工事をしていたが。橋のすぐ横に国道は通っており、この橋と並行して現代の橋がかかっている。




霊台橋をしたから見上げる。



さて、バスの便が極少なため、ここからは歩き。熊本方面に向かいながら、この辺に点在するいくつかの石橋を見る予定。



途中通った街。







50分以上歩いて着いた大窪橋。1849年に建造された橋だが、美里町のホームページによると震災の被害にあい、修復されたようです。やはりここにも並行して現代の橋がかかっている。写真に写っている木は桜の木で春は美しそう。


大窪橋から15分くらい歩いたところのバス停を見ると、もうすぐバスが来るようだったのちょっとだけ乗車(乗ってみると停留所2つ分だけだった)。



国道の橋から見た馬門橋(まかどばし)。




下まで降りて行った見た馬門橋(1828年建造)。震災の影響で通行禁止になっていた。




馬門橋。通行禁止なのでちゃんと逆側からアプローチしました。




馬門橋から徒歩20分弱で二俣橋(1830年建造)に到着。ここは御覧の通り震災で崩れていた。




二俣橋は2つの川の合流点に二つに橋が直角に交わるかたちでかけられた橋で双子橋ともよばれている。一方は震災でも無事だった模様。



二俣橋を最後に石橋の見物は終了。熊本市内に出て熊本城へ。



この時、熊本城内は入場禁止だったが外側を一周でき、遠目に眺めることはできた。近くにガイドつきの団体がいたので、そのガイドさんの話をちらちら聞いていたのだけれど、平成に復元・整備された石垣の被害がとくに大きかったらしい。