スヴァネチ地方の美しい村ウシュグリを歩く <3日目続き>夕食は、いったん駅を出て近くでシュワルマ・サンド。 その後は駅に戻りベンチにこしかけて時間つぶし。
<4日目>
駅舎を通って外に出て駅舎の写真も撮っておきたいところだが、降りてすぐのところにも外に出られる場所があり、そこでメスティア行きのマルシルートカが客待ちをしているではないか。 今回はとてもタイトな日程なので、この日はズグディディからこの地方の中心であるメスティアに、さらにウシュグリまで移動して観光した後、メスティアに戻って一泊することになっている。だからメスティア行きの車を逃すことはできないのだ。 同乗の客はドイツ人女性2人組、列車で一緒になった日本人男性、そして僕である。 メスティアまでの運賃は20ラり。しかし、出発してすぐにウシュグリ行きのセールスが始まった。メスティアから往復で40ラリとのこと。
さあウシュグリに向けて出発と思っていると問題発生。メスティア、ウシュグリ往復で40ラりなのだが、メスティアに戻って来なくても往復する運賃と同じということに納得のいかないドイツ人2人組がほかの車をさがすと言い出したのだ。納得がいかないのも道理だが、どうやらこのルートの運賃設定が皆そうなっているようで(片道をカラで走って何も稼げないリスクを負わせないということか?)、結局、他の交通手段を見つけられなかったドイツ人2人組が折れた。 僕はその間、この日泊ることになっているホテルに行き大きな荷物を預けることができたので、この出来事はラッキーではあった。 11時過ぎ、中国人カップルを加えて出発。 しかし、車の調子が悪い。オーバーヒートの連続なのだ。頻繁に停車して冷たい水を補給するのでなかなか進まない。
15時30分、車の所へ行く。もう2人客がいるらしいとのことで少し待つが、結局は現れず。帰りの客は僕一人ということになった。 16時に出発。エンジンのオーバーヒートが気にかかるが、帰り道はトラブルもなく進行。メスティア近くでロシア人ハイカー6人を拾い、17時40分ころメスティア到着。
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