今ひとつやる気の出ないリマ観光 <6月24日>6時半のバスでナスカを後にした。もう少し遅い便もあったのだが、この日はワールドカップのグループリーグにおける日本チームの最終戦があり、その放送に間に合うようにリマに戻るためである。 13時45分リマに到着。タクシーでペンションに移動して、15時からの試合を観戦。日本は1-4でコロンビアに敗戦。グループリーグ敗退が決定した。 <6月25日> この日は23時過ぎのマイアミ行きでリマを出発することになっている。ということで、昼間は丸々観光に当てることが出来る。それほど観光意欲は湧かないが、まず、9時すぎにペンションから徒歩圏内にある国立考古学人類学歴史博物館に行ってみた。規模・収蔵量はペルー最大とのこと。 興味深かったのはパラカス文化の展示。パルパの地上絵で描かれている人物などはパラカス文化と共通するモチーフであることが実感できる。
博物館の展示物の説明プレートは、途中からスペイン語のみになってしまい見学ペースが加速してしまった。
昼前、絵葉書を出しにいき(郵便局へ行き絵葉書を差し出し「切手をお願いします」と言うといきなり切手かわりのスタンプシールを貼られてしまった)、ついでに近くのショッピングセンターで昼食用の料理とパンを購入。メモによると、料理はチキンのコカ・コーラ煮。どんな味だったんだ? 昼食後は、旧市街(セントロ)に行ってみた。スペイン統治時代の歴史的建造物が並び、世界遺産に登録されている。世界史的に見て貴重な建造物群れなのだろうが、あまり観光意欲がわかない。何となく街並みを眺めてペンションに戻った。 ところで、ペルーに来てから、治安に問題があるともいわれていて、まだ市中を走る公共の交通機関に乗っていない。しかし、一度くらいはバスやミニバスに乗ってみたい。 泊っているペンションはブラジル通りという幹線道路から近いので、そこを通るバスは必ずあるだろう。ということで、バスの停留所のある通りを探し、そこを走るバスを観察した。 ちゃんと行先や経由地表示があり、ブラジル通りを走るバスもすぐにわかった。問題は乗車後車掌に行先を告げて運賃を払うというシステムらしいことだったが、幸い停留所の感覚が長かったのだろうか? ”Brasil"と車掌に告げるだけで済んだ記憶が残っている。運賃は1ソル(40円弱)。さっきセントロに出る際に乗ったタクシーは15ソルだったので、当たり前だが随分安い。
セントロから戻った後は、空港へ向けて出発するまでの間、ペンションでダラダラと過ごした。
19時15分、ペンションの送迎車(有料)で空港へ向けて出発。 20時少し前に空港到着。 定刻23時05分発のマイアミ行きのアメリカン航空便は、トイレの故障の修理で30分くらい遅れて出発。 |