アンダルシアで向日葵を見る <6月13日>この日はセヴィージャからバスで1時間くらいの街、カルモナへ移動。 マドリードからスペイン国鉄の高速鉄道AVEでセヴィージャに移動して、さらにカルモナへという手もあったが、空港近くに泊ることにしたので、セヴィージャへの移動は飛行機を利用することにした。旅程も早く決めていたので、飛行機代もそれほど高くはなかったし。 前日のマドリード到着が遅くなることになっており、朝はゆっくりしたかったので、この日は、12時少し前の便を予約しておいた。 13時にはセヴィージャ到着。すぐに空港バスでセヴィージャ市内のサンベルナルドまで移動(20分もかからずに着いただろうか)。ここからカルモナ行きのバスが出ている。 平日はカルモナ行きのバスがけっこう頻発しており、14時10分のバスでカルモナへ移動。 このバスは空港の近くを通るので、空港から最寄のバス停までタクシーなどで移動して乗車することも可能かもしれない。 15時頃、カルモナ到着。まず、予約しておいたホテルに荷物を置いて街歩きに出た。 セヴィージャでも暑いなあと思ったが、カルモナの暑さはもっと厳しかった。街角にある温度表示を見ると37度を示していた。
そういえば、この日はFIFAワールドカップでのスペインの初戦だった(最初開幕日だったかもと書いたが記憶違いだった)。街が大盛り上がりかと思うとそうでもなかった。 <6月14日> この日はコルドバへ向かった。カルモナはセヴィージャからコルドバへ向かう途中に位置する街で、セヴィージャからコルドバに向かうバスのうち2便くらいがカルモナを経由するみたいだった(カルモナから乗ったバスがすでに客を乗せていたので、このバスのルートとして一番可能性が高いのはセヴィージャ発カルモナ経由コルドバ行きだろう)。 バスがカルモナの街を出てしばらくすると、広大なヒマワリ畑が次から次へと現れた。日本ならばヒマワリ街道とでも名づけて観光資源とするのではないか。しかし、残念ながらバスはほぼ東に向かって走っている。つまり、東を向いて咲いているヒマワリの背中を眺めることしかできないのだ。
カルモナを9時40分に出たバスは、11時10分ころコルドバに到着。コルドバはもちろん観光が目的でやってきたのだが、車中から見たヒマワリで気が変わった。セヴィージャ行きのバスに乗れば、ヒマワリの花を正面から見られる。かつ、午後の遅い時間でなければ順光で見られる。ということで、コルドバ観光は取りやめて、12時15分のバスでセヴィージャへ向かうことにした。
バスの車内からではあるが、広大なヒマワリ畑を堪能できた。前日のカルモナの旧市街のすぐ下に広がるヒマワリ畑では消化不良感が残っていたので、コルドバを旅程に組み込んだのは、我ながらグッド・ジョブであった。 コルドバからセヴィージャに向かうどのあたりにヒマワリを眺めるよいポイントがあるのか、ある程度把握したので、機会があれば、今度はコルドバあたりででタクシーを雇って訪れたいものだ(2018年6月にコルドバとカルモナの間にあるエシハという街へ行った⇒2018年の旅行記)。 |