マハーバリプラム <3月12日(8日目)続き>海岸寺院の次に向かったのは、今にも坂を転げ落ちそうに見えるが、象が引いても動かない不思議な岩、クリシュナのバターボール。
バターボールのある岩山から炎天下を15分ほど歩いてファイブ・ラタ(5つの石彫りの寺院)へ移動。 ファイブ・ラタは7世紀半ばに作られたもので(皆大きな花崗岩から掘り出して作られている)、南インドに見られるさまざまな寺院の様式の源流がここにあるといわれている。
1時間半弱で一通りの観光終了。じっくり見る気力がなくかなり駆け足だった。 さて、昼食だが、昨日のことがあるので自重し、バス停近くにあったレストランでチャイを飲むだけにした。店はインド人観光客でごった返していたが、なかに入って前日腹具合を悪くしたことを後悔。というのは、バナナの葉っぱを皿代わりに使っているレストランだったのだ。以前の南インドではわりとよく見かけられたようなのだが、最近はあまり見られなくなったらしい。アレッピーの庶民的なレストランも金属製の皿だった。いずれバナナの葉っぱの皿で食事するチャンスはなくなってしまうのだろうか。 終わり。 |