マハーバリプラム

<3月12日(8日目)続き>
海岸寺院の次に向かったのは、今にも坂を転げ落ちそうに見えるが、象が引いても動かない不思議な岩、クリシュナのバターボール。



海岸寺院からクリシュナのバターボールがある岩山へ向かう途中、同じ岩山にあったアルジュナの苦行と呼ばれる巨大なレリーフを1カットだけ撮影。ガンガーがこの世に降りて来たときの物語を表現したということだが、何が何のことやら調べていないのでわかりません。




海岸寺院から内陸の方へ歩いていくとある岩山にある通称クリシュナのバター・ボール。坂を転がった巨石が途中で止まったような不思議な光景。




同じくバターボール。「転がり落ちそう感」はこちらの方がよく出ているか?




バターボールの裏側。




クリシュナのバターボールの近くにある石窟寺院。バターボールと同じ岩山にあったと思う。



同じ石窟寺院。




同じ石窟寺院。



バターボールのある岩山から炎天下を15分ほど歩いてファイブ・ラタ(5つの石彫りの寺院)へ移動。

ファイブ・ラタは7世紀半ばに作られたもので(皆大きな花崗岩から掘り出して作られている)、南インドに見られるさまざまな寺院の様式の源流がここにあるといわれている。



ファイブ・ラタ。













右の岩は象のお尻側。













ファイブ・ラタで出会った少年たち。写真を撮ってくれと求められた。










マハーバリプラムの中心部に戻ります。




アルジュナの苦行。さっきは一部しか撮らなかったので、あちこちを撮影。




アルジュナの苦行。



1時間半弱で一通りの観光終了。じっくり見る気力がなくかなり駆け足だった。

さて、昼食だが、昨日のことがあるので自重し、バス停近くにあったレストランでチャイを飲むだけにした。店はインド人観光客でごった返していたが、なかに入って前日腹具合を悪くしたことを後悔。というのは、バナナの葉っぱを皿代わりに使っているレストランだったのだ。以前の南インドではわりとよく見かけられたようなのだが、最近はあまり見られなくなったらしい。アレッピーの庶民的なレストランも金属製の皿だった。いずれバナナの葉っぱの皿で食事するチャンスはなくなってしまうのだろうか。

終わり。