馬鹿げた旅程
さて、恒例の３月の旅である。
かつては２週間くらいの旅程が普通だったが、最近は若干旅程が短くなる傾向にある。その原因は何かというと、それはサッカー。僕は、コンサドーレ札幌というチームを応援しているのだが、その開幕戦もしくは開幕２戦目に行くようになり、そのため旅程が短くなっているのである。
2008年、久々でＪ1に復帰した、わがコンサドーレの開幕戦が、いつもの旅程のど真ん中に行われることになった。場所は鹿島スタジアム。キックオフは16時。試合会場とキックオフの時刻を知った僕は、とんでもない旅程を思いついてしまった。
鹿島は成田空港から比較的近い。おまけにキックオフも遅めである。ならば、試合当日の昼ごろいったん帰国して、観戦後、一泊して再び旅に出られないか？
使用する航空会社は我がチームのパートナーシップ(スポンサー様)であるJAL。
調べたところありました、ありました、昼ごろ成田に着く便が(アリタリアとの共同運航便だが)。出発地はローマ。ということで、旅の前半の目的地はイタリアとなった。
後半の目的地はある目的があってトルコ(こちらは帰国便はキックオフに間に合わないので、旅程の前半にはいれられなかった)。
(航空券はまともに買うと高いので、２往復中１往復は、仕事での札幌通いで稼いだマイルを使用。しかし、旅程を決めた段階で特典航空券には空きがなく、マイルをポイントに替えて支払うという無駄遣い)
開幕の２週間前、関東在住のサポーター仲間で集まった。
「この春はどこにいくの？」
「イタリアとトルコ」
「イタリアからトルコはへどうやって？」
「飛行機」
「そうだよね」
でも飛行機とはいっても、いったん日本に戻ってからイスタンブールに飛ぶのだけれど、嘘ではない(笑)
試合当日スタジアムで「イスタンブールへ行く途中に通り道なので寄ったよ」とでも言いながら仲間を驚かせようと思い、本当の予定は話さなかった。
フィウミチーノ空港(ローマ)からレオナルド・エクスプレスでローマ・テルミニ駅へ。 |
テルミニ駅 |
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