アンタルヤ
アンタルヤはトルコの地中海岸最大のリゾート地だが、リゾートにあまり関心のない僕の目的はやはり遺跡。周辺にギリシア・ローマ時代の遺跡がたくさんあり、アンタルヤはそうした遺跡観光拠点にもなる。ビーチリゾートには関心はないが、晴れた日の海の美しさは格別である。


手前の高くそびえるミナレットは、アンタルヤの中心カレイチ(城内)に立つイヴリ・ミナーレ(38m)。ルーム・セルジュク朝期の13世紀初めに建てられたもの。


130年、ローマのハドリアヌス帝がアンタルヤを統治したことを記念して建てられたハドリアヌス門。


テルメッソス
テルメッソスはご覧の通り山の上に残る遺跡。テルメッソスの人々は難攻不落の要塞に住み、紀元前333年にはアレクサンダーを撃退し、紀元前70年、ローマに独立した同盟国として受け入れられた。標高1000mの高さにあるため、夏も涼しいが、公共の交通機関ではアクセスできない。劇場以外の保存状態はあまりよくないが、山の上という立地は印象的。



遺跡の石材がゴロゴロ転がっているのも、それはそれで趣がある。


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