アフロディシアス


アフロディシアスはヘレニズム時代から重要都市として位置づけられ、紀元前1世紀から2世紀にかけて建造された数々の建造物が良好な保存状態で残っている。右のスタジアムもその頃に建造されたもので、長さ262m、幅59mと長細い形をしており、3万人を収容できたという。これだけ保存状態のよいスタジアムはあまりないらしい。


収容1万人の劇場。


左はオデオン(音楽堂)でもともとは屋根があったという。オデオンの客席の向こうには、テトラピオン(一番上の左側の建物)が見える。右は博物館の脇にある石棺。レリーフが美しい。

なお、この遺跡の周囲には農村風景が広がるだけで何もない。不便な場所にあるので、訪れる人も少なく静かに見物を楽しめる。2度訪問したが、写真は8月に行ったときのもの(3月=完全なオフシーズンにも行っている)。その際はパムッカレからのツアーが出ていたが、オフシーズンは非常に不便だった(ドルムシュとタクシーの組み合わせで行った)。ただし、訪問したのは随分前のことなので、現在のアクセス状況はわかりません。


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