そろそろ今年の自転車の乗り納めか?→北大構内へ
今日は天気がよかったので、自転車で北大構内まで行ってきた。
晴れてはいるものの気温は10度そこそこで結構寒かった。
そろそろ今年の自転車の乗り納めも近づいて来たという感じか?
紅葉はあらかた終了しているものの、綺麗な葉っぱを残している木もあり、それ目当てにカメラ片手に訪れている地元の人(自分を含む)もチラホラ。
上の写真のように紅葉の盛りという感じの木も。
羊が草をはんでいるが、これも北大構内。
最後は構内の北の方にある札幌農学校第二農場へ。
北大の紅葉
今日は札幌の中心部に出て、前からやろうやろうと思っていた使い残しの中国元と香港ドルの円への再両替をしてきた。当分行くことはないだろうし。特に中国はQRコードを利用した電子決済が中心になって旅行者にとっては厄介な状態になってしまったし。しかし、スマホにアプリを入れてクレジットカードと紐づければ旅行者でも問題ないということだが、充電切れ、故障、紛失などのトラブルに見舞われた場合はどうするのかと思う。予備のスマホを持って旅行? そこまでする気はない。現金やクレジットカードの場合、複数の財布などにいれておけばまず問題はないのだけれど。そういえば、先日、古いジーンズを引っ張り出したら、裏側に自分で縫い付けた隠しポケットがついていた。そういえば、世界一周航空券の旅をした際に縫い付けたのだった。
中国元と香港ドルを円に再両替した後、天気が良いので紅葉を見に北大構内へ行った。足は例によって自転車。一番上の写真は北大の南門(正門ではありません)。
上は南門から入ってすぐに西の方向(中央ローン)を撮った写真。
上の写真はけっこう有名になった銀杏並木。26日、27日と学生による金葉祭なる催しものが行われ多くの人でにぎわったようだが、その時よりも銀杏の黄色は深まった感じだと思う。
滝野すずらん丘陵公園
先日、札幌市南区にある国営滝野すずらん丘陵公園へ行ってきた。
広さは400ヘクタールもあり、花畑、滝(人口ではなく自然の滝=アシリベツの滝など)、大型遊具、散策に適した森などがある、かなり有名な公園らしい。
この公園は自分が東京へ出たころには整備が始まっていたようだが、かなり時間をかけて整備されたようで全面開園となったのは2010年のことらしく、まったくその存在を認識していなかった。
ただ、この辺りに行ったことがないわけではなく、アシリベツの滝は昔から有名で、そこへは行ったことがある。2度くらいは行っていると思うが、一度は高1の時の遠足で、地下鉄真駒内駅から往復25キロくらい歩いたのだったか? 担任が"強権的"な教師で、「お前たち遠足はジャージで来い」と言われたのでアシリベツの滝はかなり強く記憶に残っているのだ(他のクラスはもちろん服装自由)。多くのクラスメートは校章の入ったジャージでバスや地下鉄に乗るのは嫌だということで、真駒内駅のトイレなどでジャージに着替えたが、自分もそうしたことをよく覚えている。
そんな自然に囲まれたエリアだが、母のアルバムにあった記念写真で整備された公園になっていることを認識した。
近くには巨大な仏頭だったり、モアイ像があったりする風変りな霊園があり、近年、この辺りはけっこう有名な観光地になっているらしい。
母のアルバムには満開のコスモスを背景に撮った記念写真があり(母やその友人の目的はやはり花だったよう)、調べてみるとコスモスが綺麗な季節らしいので行ってみることにした。
地下鉄真駒内駅からバスで30分くらいの距離にあるが、途中の道路脇には「熊出没注意!」の看板が見られた。
公園では万全の熊対策を敷いているらしいが(公園はクマよけフェンスで囲い電気柵も設置、毎日監視カメラの画像もチェックしているとのこと)、それでも油断がならない状況で、万が一の際は閉園措置がとられるらしい。昔は平気で遠足をするような場所だったのだが、それだけ熊が多くなったということだ。
バスを降りて園内に入ってみると、コスモスの花が満開だった(冒頭の写真)。
上の写真はサルビア。
墓参りサイクリング
お彼岸だし天気も良く風も弱かったので、墓参りサイクリングに行ってきた。
墓参りが主目的だけれど、ハンドル交換後の乗り心地を確認するのも大きな目的。
往復で40km近く走ったが、乗車姿勢が楽なものになったせいか疲労はドロップハンドルの時よりも少ないか? ドロップハンドルの時は知らず知らずのうちに頑張ってしまっていたのかもしれないが。
上は旧千歳線の跡地の歩行者・自転車専用道路の厚別川をまたぐ橋。
上は上記の橋から見下ろした厚別川の狭い河川敷のパークゴルフ場(たぶん)。
自転車のライディングポジション調整の行きついた先
上の写真は北大構内で撮ったマイ自転車。
見ての通りハンドルを交換した。
以前はドロップハンドルがついていたが、前傾姿勢が疲れる(首に負担がかかる)ということで、ハンドル高を上げてみたり、ハンドルの角度を調整してみたりしたが、ハンドルが遠いことには変わりがなく、現状のステム(ハンドルバーをとりつける部品)ではあまりハンドル高をあげることができず、ライディングポジションを大きく変えることは不可能だった。
ネットを色々と見てみると、前傾姿勢がきつい、ポタリング中心のサイクリングなのでゆったりと景色を眺めることができる姿勢で乗りたい、などの理由でハンドルをドロップバー(ドロップハンドル)から楽な姿勢で乗ることができるものに交換してみたというブログ記事がけっこうあった。
そうしたなかで「いいかも」と思ったハンドルバーがNITTO(日東)というメーカーのB302AAというもので、上の写真に写っているのがそのハンドルを装着したマイ自転車(ハンドルの交換にともないブレーキワイヤーの長さの調整、ブレーキの調整など色々と必要な作業が発生するので、もちろん自転車屋さんにお願いした)。
若干ライズがあり(ステムに取り付ける部分よりグリップ部分が高くなっている)、グリップが体の方に寄るので、前傾が少なくなり乗車姿勢が楽になる。上体が地面に対して垂直(もしくはそれに近い状態)になるポジションをママチャリ・ポジションとかいうことがあるらしいが、写真の通り、そこまでではないが、かなりママチャリ・ポジションに近づいた。とはいえ、ちょっとだけ頑張ってペダルを踏むだけでグングン進んでくれるので、現状としてはかなり満足のいくものとなった。
色々な場所を握ることができるというドロップバーのメリットは捨てがたいので、ステムの高さを上げて(部品の交換が必須)ドロップバーに戻すという改造をしてみたいという誘惑にかられないわけではないが、たぶん当分はこのままでいくと思う。
自転車のライディングポジションの調整
購入以来、サドルの高さなどには無頓着だったが(買った時は主に通学のためでそんなに長い距離を乗ることがなく、その後も長い距離を乗ることはなかったため)、脚の力が効率的にペダルに伝わっていない感じがしたので、サドルを少し高くしてみた。
それで、試しに数キロと思って走り出したのだが、けっこうよく進む感じがして調子が良かったので、モエレ沼公園まで行ってしまった(上の写真)。距離は片道9キロくらいか?
試走は上々だったかに思えたが、サドルの高さを上げるということは前傾姿勢が強くなるということ。
そんなに極端な姿勢になるわけではないのだが、あごを上げると首が疲れる。筋力がなく、柔軟性もないせいなのだと思う。
そんなに力を入れてめいっぱい走るつもりはないので、姿勢はもう少し立った状態で乗りたい。ということで、帰宅後、サドルを心持ち下げ、ハンドル高を心持ち高くしてみた(ハンドルの角度調整はやっていないが、そのうち試してみるかも)。
少し涼しく、風も弱い日を選んで、20キロくらいの試走をしてみたいと思うが、この夏も札幌は暑く、本格的な試走はしばらくできないか?
墓参りサイクリング
今日は天気もよく風も弱めだったので、父方の祖父母、父母が眠る墓のある里塚霊園へ自転車で行ってきた。
グーグルマップが提示したルートを使うと実家からの距離は17km(片道)。
しかし、グーグルマップの提示には従わず、車の通行量が少な目な道、幅の広い道を選び、また、旧千歳線の跡地を利用した人と自転車のための道も使いながら行ったので、たぶんグーグルマップが提示したルートよりは少し長かったと思う。
まだ、自転車で長距離を走る体にはなっていないので(今後もそういう体にはならないと思う)、ちょっと疲労感があるが、もう次はどこへ行こうかと考えている。山に隣接する方面は登り坂という問題もあるが、クマというもっと大きな問題もあるので、そんなに沢山選択肢があるわけではないというのが悩ましいところ。
古い自転車
写真の自転車は現在はあまり見かけないタイプだと思う(豊平川を渡る橋の上で撮影)。
パッと見はロードバイク。しかし、泥よけだけではなく荷台までついている。
これは最近知ったのだが、ランドナーというカテゴリーの自転車だそう。
昔はドロップ・ハンドルのスポーツ車とか呼んでいた。
買ったのはたぶん1985年で通学プラスアルファで使用。
購入からほぼ40年を経過しており、その間、ちょこちょこと整備はしていたが、色々と修理しなければ安心しては乗れない状態だった。
実家のある札幌ではずいぶん前から20インチの折りたたみ自転車に乗っているが、札幌で買った写真の自転車を札幌に戻して最後の活躍場所を与えたいと思った。
札幌に送ってから修理に出すか、それとも東京で修理してから札幌に送るか。
ネットで修理にも力を入れているっぽい自転車屋を探すと、東京の方が見つけやすかった。
それなりのこだわりを持った個人が営業している自転車屋さんで、東京の自宅からそれほど遠くないところで直してもらうことにした。
パッと見て、前後のタイヤとタイヤチューブの交換、ヘッド部分(前輪とハンドルをつないでいる部分)の点検・整備、ブレーキの調整・ブレーキシューの交換、変速機の調整とワイヤー交換などが必要であろうということだった。
それらに加えて、ダメになっていたサドルとライトも交換。
全部で3万円強かかった。
さて、それを札幌に送ったのだが、解体してコンパクトに梱包して送るというのは素人には困難なので、結局、ヤマトホームコンビニエンスのらくらく家財宅配便を利用することにした。こちらは3万円弱。
修理費・送料の合計で約6万。少し足せば、自転車の通販サイトで安いロードバイクが買える金額で、合理的なお金の使い方ではないのかもしれない。しかし、僕にとっては、学生時代に札幌で買った自転車に札幌で乗るということの方が重要だった。
東京では車道が狭すぎおっかなくて乗る気を無くしていたのだけれど、札幌は車の通行量が少ない道、幅が広く車に追い越されるときの恐怖心が少ない道がけっこうあるので、天気の良い日はあちこちに出かけたいと思う。
大根の粕味噌漬け
12月から大根の粕味噌漬けの実験をしている。
母がずっと毎秋に漬けていたのだが、6~7年前を最後に漬けなくなっていた。
自分も馴染んできた味だし、母ももちろん大好きだった。
2021年の秋、久しぶりで食べたくなったのと、母に少しでも「何かをやっている」という充実感を味あわせたくて、「大根の粕味噌漬けを漬けてみない?」ともちかけた。
冷蔵庫に入るくらいの容器に少量を漬けようと思ったが、ちゃんとした手順を踏むには、まず大根を天日干ししなければならない。
しかし、その手間は省きたい。そこで思いついたのがネット通販。考えうるありとあらゆるものがネットで手に入る時代である。検索してみると、ありました、ありました、天日干しした漬物用の大根を売っているところが。
記憶がやや薄れているのだが、4キログラムという割と少量を売っているところがあり、購入を申し込んだ。
干しあがるまで少し時間を要するということだったが、2~3週間待っただろうか? 天日と寒風によってしなしなになった大根が5本だったろうか6本だったろうかが入った箱が送られてきた。
本来は、干し大根を1週間くらい塩漬けしてから、酒粕、味噌、ザラメを混ぜて本漬けに入るのだけれど、もう水分はかなり抜けていたし、粕味噌に漬けるだけで水分がさらに抜けて、ちゃんと漬かってくれると思い、母に「これをすぐに漬けてみても大丈夫じゃない?」と言った。
問題は、酒粕、味噌、ザラメの分量だが、幸い台所のホワイトボードに母が書き残した何年か分のレシピが残っていた(分量が毎年微妙に異なるのだがー塩漬けの具合により微妙に調整していたのか?)。
スーパーで酒粕、味噌、ザラメを買ってきて、母と一緒に本漬けの準備をした。
大根はたくあん漬け用のものでかなり長く、半分に切り、それをさらに縦に半分に切って(断面は半円状になるように)、冷蔵庫に入るサイズの容器に無理やり漬けこんだ(重石は不要)。漬け込む作業は母にやってもらった。
塩漬けを省いたので、やはりかなり水分が出た。
2週間後、試しに一切れ(1本の大根の4分の1)取り出して食べてみると、まだ、大根の辛味がかなり残っていたがそれなりに美味しく食べられた。
漬けてから1ヶ月を過ぎた頃には、粕味噌の味がしみ込んで、かなりよい味になり、母も満足した様子だった。
2022年の秋、また漬けようかとも思ったが、前年買った漬け物用干し大根は少し分量が多くちょっと問題があった。大根プラス粕味噌でけっこうな重量になり冷蔵庫のプラスチックの棚が割れてしまったのだ。そこでもう少し少量の大根を売っていないかと探してみたがみつからず。
どうしようかと思い、だめもとでネットで大根の粕味噌漬けの通販を行っている店はないかと探してみた(大根の粕味噌漬けはあまりメジャーな漬物ではないよう)。そうすると小樽の漬物屋が売っていることがわかった。
試しに少量購入してみた。母が気に入ってくれたので、2022年から2023年かけての冬はこれで行くことにした。
そして、2023年から24年にかけての冬。残念ながら母のいない冬である。
2021年に買ったザラメが残っていたので、これを使って漬けてみることにした。
まず、半分に切った大根を買ってきて、さらにその半分を部屋干しした(実験ということでごく少量だけ試してみた)。天日干しの方がよい味がでるのだろうが。
暖房を入れた部屋は乾燥しており、みるみるうちに大根から水分が抜けていき、しんなりしていった。
3日くらいたったところで、塩水に漬け、水分がだいぶ出たところで、一晩水に浸して塩抜きをしてから本漬けに入った。
1週間くらい経過したところで、容器から取り出しで食べてみたが、大根は先の方を利用したので辛味が強く、また、漬かり具合も今一だった。
その次は、部屋で干した後、塩漬けを省略して粕味噌に漬けてみた。
今度は大根の葉に近い方を利用したので、辛味は少なく、そこそこ美味しかった。
そして、その次は干しの過程を省略して塩漬けしてみた。
大根はやはり辛くない葉に近い方の半分を利用。
ちゃんと大根の重さをはかり、その3パーセントの量の塩で1週間下漬け(上から圧力を加えることができる小さい漬け物漬け器が家にある)。
そこから2週間弱の本漬け(今度は塩抜きの過程は省略-ちょっと切って食べてみたところほとんど塩味を感じなかったので-3パーセントの塩だと水分は出るが塩辛くはならないみたい)。その成果が冒頭の写真。
形が今一つよくないのは、漬かりやすいように大根を縦4等分に切ったものに上から強い圧力を加えてた塩漬けした結果、だいぶつぶれてしまったから。
味は一連の実験のなかで一番だった。
ところで、もう一つ実験しておきたいことがある。
今回で残っていたザラメを全部使い切ったのだけれど、それに合わせて酒粕、味噌を合わせた結果、粕味噌の分量がかなりの量になった(ザラメ140グラムくらい、味噌140グラムくらい、酒粕300グラムくらいー酒粕は板状のものではなくペースト状のもの)。塩漬けをちゃんとしたので、あまり水分も出ておらず、これにさらに塩漬けした大根を追加してもちゃんと漬かるのではないか?
ということで、昨日、またまた大根を買ってきて塩漬けした。
近況報告
近況報告というには、ずいぶん時間がたってしまったが。。。
10月初め、日帰りで秋田へ行ってきた。
9月に母が亡くなったのだが(しばらく更新が止まっているのはそういうことです)、その故郷が秋田で、秋田時代の戸籍(除籍)謄本をとるためだった。
遺産相続の手続きには、故人の生まれてから亡くなるまでの戸籍が必要となる。秋田の分は郵便で取り寄せることも可能だったが、住民票のある住所にしか送ることができないと言われてしまった。自分は現在札幌で諸手続きを行っているが、住民票は相変わらず東京にあるので、いちいち送ってもらった戸籍を東京までとりにいかなければならない。それ以外にも、諸手続きのため、東京に行く必要が色々と生じてはいるが、秋田市役所に郵送を頼んだ場合、いつ届くのかわからないという問題があった。それならば、母の故郷を見ることも兼ねて、秋田まで行ってみようと思ったのだ。
秋田へ行った日は好天に恵まれた。
秋田市役所に着いたのは12時過ぎ。すぐに証明書を取得する窓口へ行き古い戸籍の写しを受け取った。30分強はかかったと思う。しかし、目的を達したので、もうやることがない。
市役所の食堂で昼食をとり、その後、千秋公園へ行った。幼いころの母が親と一緒に散歩に行ったりしたのだろうか?
上の写真は秋田市役所。
上の写真は千秋公園(久保田城跡)の入口の一つ。以下の2カットも千秋公園。
帰りの飛行機は20時過ぎだったので、時間はたっぷりあった。
ということで県立美術館で絵を見てから、かなり早かったが空港へ向かった。
下の写真は県立美術館から千秋公園方向を望んだもの。
久しぶりの旅行だが、もちろん気分はもりあがらなかった。
ところで、何か淡々と書いてきたが、母の死は予想以上にこたえている。
かなり暗い話になりますが、お付き合いいただける方は続きをどうぞ。