去年から昼食時に時々つくるようになったブロッコリーとベーコンのペペロンチーノ・スパゲッティ。
随分前からベーコンとグリーンアスパラを使ったペペロンチーノはよく作っていたが、グリーンアスパラがあまり出回っていない時期にブロッコリーでもいけるのではないかと思い作り始めた。
グリーンアスパラは火が通りやすくベーコンと一緒に炒めればよかったが、ブロッコリーは茎(芯?)の部分に火が通りにくいので、最初は電子レンジで蒸し煮状態にしていた(レンジ用の野菜蒸し器という便利なものがある)。
しかし、面倒なのでスパゲッティの麺をゆでる際、同じ鍋で2分くらいゆでるという方法をとった。切り分けたブロッコリーを鍋に入れてしまうと麺と一緒になって収拾が付かなくなるので、よいものはないかと台所のあちこちを見てみると、何に使うものだろうか? 鍋にひっかける部分のある形の小さなザルがみつかった。ということで、切り分けたブロッコリーをそれに入れて麺と一緒にゆでている。(パスタ専用の鍋~お湯が切れる内側の容器のあるもの~があれば、麺を先に投入して茹で時間の最後の方でブロッコリーを入れて、最後に一緒に引き揚げるということが可能だが)
麺を茹でるお湯にはけっこう多目の塩を入れる(少し塩味を感じる程度)。味付けは茹で汁のみで行うので、麺をゆでているうちに煮詰まって塩味が強くなることも計算しておく。塩味が足りないときは最後に塩を補えばよい。
麺を茹でているときに、フライパンにオリーブ油、ベーコンを入れてかるく炒め、火を止めたあとチューブのにんにく、レッドペッパー(スパイスの小瓶にはいっているもの)を入れる(火を止めた後に入れるのはこげつかせないため)。
茹であがった麺をフライパンに入れ、さらにお玉1杯くらいのゆで汁を入れて炒める。このとき麺が急速にゆで汁を吸うので麺は固めにゆでておく。炒める時間は適当。フライパンに麺を入れる前にゆで汁をフライパンに入れ、そこで味見をして味を決めてから麺をフライパンに入れると味付けの失敗はないと思われる(自分の場合、いつも同じ鍋、同じ材料の分量で作っているのでいちいち味見はしていません)。
ブロッコリーは茹でると貴重な栄養分が失われるが良い出汁が出て、ゆで汁で味をつけるのでとてもこくがあっておいしい。
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