12月8日、大和ハウスプレミストドームで行われたコンサドーレの今年の最終節である柏レイソル戦に行ってきた。この試合は単なる今年の最終節ではなく、7年間札幌を率いた監督ミハイロ・ペトロビッチ(愛称=ミシャ)が指揮をとる最後の試合ということで重要な試合だった。
ちゃんと数えたことはないが、かつて自分は年間30試合以上スタジアムへ行った年もけっこうあったはず。
しかし、母の介護とコロナ禍が重なってスタジアムに頻繁に行くことが困難となり、その結果、現地へ行かないことが普通になり、2023年は現地観戦がついにゼロになった(母が亡くなったあとはスタジアムへ行く気も起きなった)。
今年は少し復活したが、日曜日の試合はほぼ半年ぶりの現地観戦。
現地へ行かないことが普通になっていたのだが、ミシャの札幌での最終戦ということでスタジアムへ足を運ぶことにした。
上の写真は来場者に配布されたタオルマフラーで、"DAS IST SAPPORO"(これが札幌だ)というミシャが発した言葉が記されている("I"の部分はピッチ脇で指示するミシャの姿をかたどっていると思われる)。ミシャがいう「これが札幌(のサッカー)だ」というサッカーは攻撃に重きをおいた観客を魅了するサッカー。記憶は定かではないが、ミシャがこの言葉を発したのは2023年シーズン前半で、確かに札幌の得点はJ1リーグの中でも上の方に位置していた(失点も多かったが)。23年シーズンの後半、24年シーズンは得点力が落ち(主力の移籍、怪我人続出のためもある)、ついにJ2に降格することになってしまったが、自分はミシャのやろうとしたこと(そうしたサッカーを指向してミシャを招聘したクラブのことも含めて)肯定的にとらえている。
上の写真はタオルマフラーの裏側。"Danke,Mischa!(ありがとう、ミシャ)"という言葉と、ミシャの色々な姿がプリントというか赤と白の糸の組み合わせであらわされている。
実はこのタオルマフラーが配布されるというのも、スタジアムへ足を運ぶ気になった一因である。近年は持ち物を増やしたくないという思いが強くなっていたのにもかかわらず、このタオルマフラーは持っておきたかった。
試合は1-0でコンサドーレの勝利。ミシャの言うところの"DAS IST SAPPORO" というような内容ではなかったが、ミシャの最終戦を勝利で飾ることができてよかったと心から思う。
来年、コンサドーレはJリーグファンの間で魔境ともいわれるJ2リーグに戦いの場を移すが、自分のコンサを応援する気持ちには変わりはなく、今年よりは多くの試合を現地で見たいと思っている。
Comments:0