火野正平さんの訃報に接して
一昨日、俳優火野正平さんの訃報に接した。
本業は俳優だが、ここ数年、自分にとっては「にっぽん縦断こころ旅」で自転車に乗って日本のあちこちを訪れる旅人というイメージが強まった。
この秋、「こころ旅」ではピンチヒッターのタレントさんが走っているが、あくまでピンチヒッターであり、いずれ正平さんが元気な姿で戻ってくると思っていただけに、寂しい気持ちでいっぱいだ。
ここでも今年2回「こころ旅」関連の記事を書いた(「にっぽん縦断こころ旅と母」、「My こころ旅」)。とても思い出深い番組なのだが、正平さんがいなくなった今、今後どうなるのだろうか?
ところで、今年、古い自転車を修理して盛んに乗るようになったが、「こころ旅」に影響を受けたことは確かである(NHKの「自転車旅 ユーロヴェロ90000キロ」という番組にも影響を受けている)。
「こころ旅」では普通の景色の中を走り目的地も基本有名観光地ではないのだが、その映像を見ていると天気の良い日に(番組では雨・風のなかでも走るのだが)のどかな景色のなかや、何でもない街なかをゆっくり自転車で走りたくなる。
遠くの見知らぬ街や田舎道も走りたいのだが、ヨーロッパのように自転車をそのまま列車に積んで乗れるような環境が一般的になるとうれしいのだけれど、日本では当分そんな日は訪れそうにない。ということで自転車を輪行袋というバッグに入れて列車やバスに乗せる(=輪行する)必要があるのだが、大きな自転車は車輪を外したりしなければならず(輪行用の自転車はそれなりに簡単にできるようになっているが)、それでも輪行袋のサイズはかなりのものになる。となると車輪の小さい折りたたみ自転車を使うのがよさそうなどと考え、ネットで輪行に適した自転車を調べたりもしている。
ただ、今のところ考えているだけという状況ではある。
そろそろ今年の自転車の乗り納めか?→北大構内へ
今日は天気がよかったので、自転車で北大構内まで行ってきた。
晴れてはいるものの気温は10度そこそこで結構寒かった。
そろそろ今年の自転車の乗り納めも近づいて来たという感じか?
紅葉はあらかた終了しているものの、綺麗な葉っぱを残している木もあり、それ目当てにカメラ片手に訪れている地元の人(自分を含む)もチラホラ。
上の写真のように紅葉の盛りという感じの木も。
羊が草をはんでいるが、これも北大構内。
最後は構内の北の方にある札幌農学校第二農場へ。
室生寺金堂特別拝観
10月19日から12月1日まで室生寺金堂の特別拝観が実施されている。
堂内の仏像を間近から見学できるということだけでも魅力的なのだけれど、スマートフォン限定ではあるが写真撮影可というかなり画期的なものだ。
涼しくなり台風シーズンも終わったら、両親が、もしくは母が友人と出かけた場所を訪ねる旅に何回か出かけようと思っていたが、やはり秋は行楽シーズンということで、週間予報を見てから好天の確率の高い日を選んで行こうと思っても、すでに飛行機の残席は残り少なく、かつ3列席の中央とかあまり選びたくない席しか残っておらず、なかなか出かけることができない状態だった。
しかし、10月下旬あちこちへの便の空席をチェックしていたら、たまたま11月の上旬のある日の新千歳-関空便に沢山空席があることを知り、天気はどうなるかわからないが取り合えず航空券だけ抑えておいた。
当初は母が友人と出かけた場所にでもと思っていたが、室生寺金堂の特別拝観のことを知ったので予定を変更して室生寺をめざすことにした。夏に訪れたばかりなのだけれど、スマホによる撮影が許可されるという企画が、今後継続されるかどうかはわからず、せっかくの機会を逸したくはないということで行ってきた。
その際撮った写真が上の写真。