写真の自転車は現在はあまり見かけないタイプだと思う(豊平川を渡る橋の上で撮影)。
パッと見はロードバイク。しかし、泥よけだけではなく荷台までついている。
これは最近知ったのだが、ランドナーというカテゴリーの自転車だそう。
昔はドロップ・ハンドルのスポーツ車とか呼んでいた。
買ったのはたぶん1985年で通学プラスアルファで使用。
購入からほぼ40年を経過しており、その間、ちょこちょこと整備はしていたが、色々と修理しなければ安心しては乗れない状態だった。
実家のある札幌ではずいぶん前から20インチの折りたたみ自転車に乗っているが、札幌で買った写真の自転車を札幌に戻して最後の活躍場所を与えたいと思った。
札幌に送ってから修理に出すか、それとも東京で修理してから札幌に送るか。
ネットで修理にも力を入れているっぽい自転車屋を探すと、東京の方が見つけやすかった。
それなりのこだわりを持った個人が営業している自転車屋さんで、東京の自宅からそれほど遠くないところで直してもらうことにした。
パッと見て、前後のタイヤとタイヤチューブの交換、ヘッド部分(前輪とハンドルをつないでいる部分)の点検・整備、ブレーキの調整・ブレーキシューの交換、変速機の調整とワイヤー交換などが必要であろうということだった。
それらに加えて、ダメになっていたサドルとライトも交換。
全部で3万円強かかった。
さて、それを札幌に送ったのだが、解体してコンパクトに梱包して送るというのは素人には困難なので、結局、ヤマトホームコンビニエンスのらくらく家財宅配便を利用することにした。こちらは3万円弱。
修理費・送料の合計で約6万。少し足せば、自転車の通販サイトで安いロードバイクが買える金額で、合理的なお金の使い方ではないのかもしれない。しかし、僕にとっては、学生時代に札幌で買った自転車に札幌で乗るということの方が重要だった。
東京では車道が狭すぎおっかなくて乗る気を無くしていたのだけれど、札幌は車の通行量が少ない道、幅が広く車に追い越されるときの恐怖心が少ない道がけっこうあるので、天気の良い日はあちこちに出かけたいと思う。
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